山登り・大峰2 山上ヶ岳~稲村ヶ岳~大日山。

大峰縦走の2日目。
就寝前は結構冷え込んだのですが、朝はそれ程でもない。
20時頃には満点の星空でしたが、夜中からシトシトと雨が落ちて来ました。
酷い降りでは無いものの、完全に濡れたままのテント撤収。
朝食を食べ、明るくなるのを待って出発。



まずは山上ヶ岳へ戻ります。





真っ白。誰もいない。
ここから稲村ヶ岳へと向うルートへ進みます。
雨はポツポツ程度ですが、稜線に出ると強風。
暫くは階段もある急な下り。



独特な雰囲気のある所です。



女人結界を出ました。
ここからは比較的なだらかな道。
ですが前日の雨で足元が滑りそうで、ここまでよりよっぽど怖い。



雨も上がり、良い天気。



稲村小屋に到着。
大峰では珍しい、宗教系ではない登山者の為の山小屋。
ここで休憩し、小屋のおじさんと暫くお話して、稲村ヶ岳にアタック。
小屋にザックを置いてピストンも出来ますが、
雰囲気が出ないのでそのまま登ります。



所々細い所もありますが、慎重に行けば大丈夫。



稲村ヶ岳山頂に到着。
・・・山頂は立派な展望台だった。・・・知らなかった。



写真だけ撮って下山。



途中にある、大日山にも登って見ます。
て言うか、こっちが稲村ヶ岳だと思ってた・・・・。









ほぼ直登のアスレチックを楽しんで、山頂に到着。



一礼して下山。
山荘に戻り、そのまま下山して行きます。







PM12:10無事下山。
駐車場まで戻り、温泉へ。



2日分の汗を流し、帰宅しました。

始めて来た山でしたが、独特の雰囲気のある、他には無い山でした。
テント泊登山は、また来年ですね。

2日間の歩行時間14時間、歩行距離26km。



山登り・大峰山その1 山上ヶ岳~大普賢岳。

週末は山登り。
今年最後のテント泊登山に、大峰を選択。
大峰山系は弥山・八経ヶ岳へは登っていますが、山上ヶ岳周辺はまだ。
ウチからだと微妙に遠いので、日帰りは厳しいのと、
テント場があまり無い気がしてたので、ちょっと足が向きませんでした。
調べると、山上ヶ岳の先にテント適地があるようなので、行って見ます。

AM5:00出発。AM7:30登山口に到着。



有料駐車場に停めます。
バイクで泊まりと言ったら、屋根付きのガレージに停めさせてくれた。
準備をして登山届けを出して出発。
まずは山上ヶ岳へ。

大峰山は古来より宗教と密接な繋がりの有る山で、修験者の修行の場でした。



そして山上ヶ岳と言えば、この女人結界。
今でも宗教上の理由から女人禁制となっています。

ちなみに登山的な意味合いでの大峰山は、最高峰の八経ヶ岳ですが、
宗教的な意味合いだと、この山上ヶ岳を示します。



道は良く整備されていて歩きやすい。
ここで大峯奥駆道に合流。





道中に休憩小屋がいくつかあります。



もう山頂の大峯山寺の戸閉式が終わっているので、修験者は誰もおらず、
この山の中にあるフードコートも営業終了していました。
やってる所を見たかった。

ここからは山頂への楽なルートと、昔ながらの修験道に分かれます。
もちろん修験道へ。



ここはクリアー。



ここはパス。
65Lザック背負って登る所じゃない。



いよいよ境内(?)へ。



肩に縄を掛けて逆さに吊るされる業で有名な、西の覗。



中々のたまひゅんスポットです。



宿坊も閉じられてるので静か。



山上ヶ岳山頂にある大峯山寺に到着。



山頂のお花畑から、明日登る稲村ヶ岳を確認。



一息入れたら先に進みます。
ここから稲村ヶ岳へ向う人が多く、奥駆道を進む人は少ない。



暫く歩き、この日のテント場、小笹宿に到着。





小さな避難小屋。快適に過ごせるのは3人までかな?



ここをキャンプ地とする。
今までで一番凄い所です。
もちろん女人結界の中で、世界遺産の中。

ちなみにこの小笹は、昔は宿坊が何件もあったそうです。
今では大峯山寺へはポンプで水を上げてるそうですが、
昔は水が無くて山上ヶ岳山頂付近は人が住めず、
水場があるここ小笹で宿泊し、周辺へと修験に出向いていたそう。

昼食を食べたら、大普賢岳に向って出発。





OH...倒木が....。
今年の台風の爪痕が至る所に。



女人結界を一旦出て進みます。
全く人がいないので、用心の為に熊鈴を鳴らしながら歩きます。







普賢岳に到着。
ここは和佐又山から登るルートが面白いようで、その内また来ようと思います。



遠く稲村ヶ岳が見えます。
明日はグルッと歩くんだなぁ。
時間が無くなって来たので、コーヒーを飲んだら急いで戻ります。



途中に何箇所もイノシシの掘り起こした跡を発見。



PM4:10テント場に帰還。
秋の日は釣瓶落としと言われますが、この時期にしては戻るのがギリギリだった。



避難小屋泊りの人達と暫く談笑し、夕食を食べてのんびりしたら就寝。
この日の活動は8時間15km。

翌日に続く。


登山靴ソール交換&買い替え・その1。

最初に買った登山靴は、日帰り用のAKU ラ・ストーリア。


次に買ったのは、縦走・残雪期用のザンバラン ペルモGT。



この内、ペルモのソールが要交換となりました。
2013年2月に購入し、2016年4月にソール交換。
ソール交換は、購入した石井スポーツにて。
依頼して数週間で完了。



手に取って見ると、ソールが元の物とは全く違う。



それもその筈。この靴は購入後にモデルチェンジをしています。
そのソールが付いて帰って来ました。
元々は結構ハイキング向けのソールでしたが、
新しいソールはクライミングゾーンのある、アルパイン系。
アルプスにも行くようになったし、ちょっと気になるからまぁ良いか。
違うソールになって帰って来るのは、よくある事らしいし。

ところが、それで済みませんでした。
履いてみると、・・・・キツイ。
何だか靴が小さく感じます。
よく見ると、爪先の形が変です。



分かり難いかな?



登山靴は横から見ると、爪先が丸くなっていますが、
帰って来た登山靴は、爪先が若干低くなっていて、むしろ尖っています。
(画像は現在の物ですが、交換当時はもっと酷かった。)
その為、靴の先の手前で指が当たってしまい、小さく感じるようです。
感覚としては、確実に1サイズは小さい。
ソールを接着する時に、中に木型を入れるのを忘れたかのような形です。

これはちょっとおかしいと、登山靴を持って石井スポーツに出向きます。
靴の担当者に説明すると、
「あ~、よくそう言って来る人いるんですよね~。気のせいです。」
と、現物も見もしないで、適当にあしらおうとするので、
ちょっとイラっと来て、担当者の接客が終わるのを待ちます。
現物を見せると納得したようで、修正をしてくれるとの事。

数週間後、何とか形は戻り、使えるようになりました。
ただ数回使っただけで、また爪先が尖って来ました。
変に接着したのを無理に形を押し出したので、すぐ戻ってしまうようです。
このままだと常に爪が当たってしまう。
仕方ないので、中厚手の靴下を薄手の物に替え、何とか騙し騙し使いました。



その後、日帰り用の登山靴もダメになって来たので、2016年2月に買い替え。



前のAKUが若干幅狭だったので、幅広で有名なシリオ。



P.F46と言うモデルで、AKUの物よりソールは硬め。

購入後、暫く履く機会が無く、春になって登ってみました。



良い感じのソールの硬さですが、形が変にターンインしてるので、
小指側はピッチリなのに、親指は上下左右に動く。
荷物の軽い日帰りなら問題ないけど、岩場は指先に力を入れ難いかも。
あと、紐を締め込むと途中で痛くなる。

でも概ね満足かな?と思っていたら、これまた問題が。
ソールのブロックが一つ無くなっています。
千切れたと言うより、剥離した感じに。
他にも何箇所も剥離しだしています。
たった一度の山行でこれは無いぞと思い、メーカーに相談。
現物をチェックしたいとの事なので、メーカーに郵送。
調べてもらった所、ビブラムソールの成型の際に、
熱の入れ方が足りなかった可能性があるとの事。
初期不良の為、無料でソール交換します!
・・・え、ソール交換?新品と交換じゃなくて?
正直すぐ前の縦走用の靴のソール交換ですったもんだがあったので、
ソール交換にはちょっと抵抗がある。
それに元々ソール交換はゴアテックスのライナーを痛める可能性がるので、
交換はやっても一度と決めていました。
その機会を、たった一度履いただけで使ってしまうとは・・・。
靴の寿命が半分になった気がします。



ちなみにソールを交換してもらって2年経ちますが、
その後はブロックが無くなったりはしていません。
ですがご覧のように、相変わらず何箇所も剥離しかかってます。
履き心地ももう一つだし、ソール交換はしちゃったし、信頼性は微妙なので、
ソールの寿命が来たら買い替えですね。




山登り・雪彦山。

週末は山登り。
ちょっと岩を試す必要があったので、雪彦山へ。
AM4:45 セローにザックを積んで出発。
寒い!気温は8℃ですが、体感だと3~4℃。
途中コンビニでコーヒーで温まりながら雪彦山登山口へ。



AM8:00 いざ登頂開始。



・・・いきなり登山道が岩で塞がれてる。
台風の影響でしょう。



こうして見ると凸凹の岩山ですが、真っ直ぐ切れ落ちてる所があって、
大人気のクライミングスポットです。
上着を脱いで、ちょっとお茶を・・・・。
ペットボトルのお茶買うの忘れた・・・・。
おまけに山頂で飲むインスタントコーヒーも忘れた・・・orz
この日の飲み物は水とお湯に決定。



岩。



岩。



岩。



もう岩だらけ。



大天井岳山頂到着。



絶景。
行動食をつまんで出発。



展望の無い最高峰到着。



台風でかなり木が倒れてます。



立山到着。
昼食には早いので出発。ジャンクションピークから下山して行きます。



大分崩落箇所もあり、所々ルートも変わっています。



ですが真新しいルートを示すマークのおかげで、迷う事はありません。





登山口の少し手前の休憩所で昼食を食べ、下山して終了。



帰りに、前回入り損ねた雪彦温泉で汗を流し、
のんびりツーリングしながら帰宅。

雪彦山は岩が沢山あって面白いです。
ただウチから下道で3時間掛かるのがちょっとネックです。






山登り&キャンプ。

先週末、久し振りにキャンプツーリングに行って来ました。
場所はよく行く岐阜県のひるがの高原。
ついでに山登りも絡めます。
登山でのテント泊は、夏の間に頻繁にしていましたが、
キャンプ自体は4ヶ月半ぶり。

AM3:30、Vストにキャンプ道具と登山ザックを積んで出発。



登山口到着。
以前登った大日ヶ岳に、別の登山口から登って行きます。



暫くは雪の無いスキー場を登ります。



登山道に入り、暫く歩くと紅葉もチラホラと。





大日ヶ岳山頂に到着。



向こうに見えるのは、前回と今回とは違う、別の道。
この道の方が面白みがありそう。
山頂で昼食をと思って準備して来ましたが、
ちょっと早過ぎるのでコーヒーだけ飲んで下山。



紅葉は目で見ると鮮やかなのに、写真では巧く撮れないんですよね・・・。

早々に下山したので、キャンプ場へのチェックインまで、
時間潰しにやまびこロードを流します。



道の駅で、けいちゃん定食。
キャンプ場に戻り、チェックイン。



ここをキャンプ地とする。
ひるがの高原は地面がかなり硬く、鍛造ペグとペグハンマーが活躍しました。



しばし一人でコーヒーを飲んでまったり。



飛び出し坊やが全裸だ・・・。
友人達が到着したら、温泉へ。



戻って来たら夕食。





食後に焚き火でまったりしたら就寝。ゆっくり眠れました。
翌朝、思っていた程冷え込まず、快適な朝。
テントを撤収する頃には、気温も上昇。
友人と別れ、帰路に付きます。
行きはフル高速だったので、帰りは7時間半掛けて下道で帰宅。

この時期にしてはかなり暖かいひるがの高原でした。
そろそろキャンプシーズン到来ですかね。



続セローLEDヘッドライト。

以前セローに付けたLEDヘッドライト。
そこそこ明るいのですが、もう少し広く照らしてくれればと思っています。
そこで、これはと思うものを見付けたので、ポチ。



アマゾンで2個入り2200円の激安中華LED。



中身はこんな感じ。



よくある、板の両側にLEDが配置されてるタイプですが、これはその板が激薄。
最初に試したスフィアライトの物もこの形でしたが、あれは板が厚め。
その為か、照らした光が放射線状になっていました。
板の厚さと先のカバーが邪魔をしてるんじゃないかと思い、薄型を試してみます。



今まで付けていた物と比較。
後ろは長いですが、細い。
20W4000LMだそう。



取り付けには問題なし。



かなり明るそう。
では実走。



・・・・・・・ん?あれ?また放射線状に・・・。


・・・・ダメだこりゃ。
前ほど酷くはないのですが、正面が暗いので、とても使えません。
それに、4000LMと謳ってますが、
走ってみるとかなり暗いので、とてもそんなにあるようには見えません。
没。

仕方ないので、前のに戻しますが、ちょっと試したい事が。
前のは6500Kで、かなり白くて見難いです。
そこでケルビン数を変えてみます。



と言っても、バルブに黄色のフィルムを貼るだけ。



めっちゃ黄色~。



照らしても黄色~。
真っ暗だとこれはこれで見易かったりするので、雨などには良いかも。
ただ通常使うにはあまりにも癖があり過ぎるので、元の白に戻しました。

中々巧く行きませんねぇ。


山登り・白山。

ここの所、週末の度に天気が悪い。
先週の3連休も中央アルプス登山に行くつもりが、雨で中止。
今週末も雨予報でしたが、降り出しがずれ込んだので、出掛ける事に。
毎年恒例の、テントを担いでの白山登山。

AM2:00起床。
Vストにザックを積み込んで出発。
福井北まで高速で行き、中部縦貫を経て山に入って行きます。
その前に給油をしようと思ってたのに、何処のスタンドも開いていません。
いつもなら開いているのに・・・。
結局福井市内まで戻って給油したので、1時間半のロス。



AM8:00登頂開始。









テント場のある南竜ヶ馬場に到着。
受付を済ませ、テント設営。



この時点ではかなり空いています。
いつもは初夏に来ているのですが、今回は初秋。
この時期の混み具合は分かりませんが、これから増えるのかな?
取りあえず水場がすぐ横で完全フラットでテーブル横の好立地を確保。
昼食を食べたら、軽装で山頂アタック。









室堂に到着。
ここまで来ると風が冷たく、ちょっと寒い。
ではいざ御前峰へ。





登頂完了。



風が強くかなり寒いので、風裏でコーヒーを沸かして休憩。



今回は今まで行った事の無い、向こうに見える大汝峰に行こうと思ってたのに、
スタート時点で遅れてしまったので、今回も断念。



曇り勝ちながらも、遥か向こうに乗鞍・穂高・槍・立山・剣が見えました。



一番東のルートでテント場に戻ります。



ぬお、これクマの糞じゃない?
かなり乾燥しているから、随分前のものだろうけど、
周りに誰もいないからちょっと怖い。



紅葉は色付き始めって所でしょうか。
テント場に戻ると、増えるどころかちょっと減っていました。



夕食の準備。
アルファ米とクリームグラタンと、室堂で買って来た小分けの赤ワイン。
グラタンは美味しかったけど、ワインはダメだ・・・。
ビールだと寒いからほっとワインをと思ったけど、とても呑めない。
5~6倍に薄めて沸かしてアルコールを飛ばし、注いだ分は何とか処理しました。
かなり賑やかなグループがいたので、耳栓をして横になってたら、
そのまま寝ちゃった。
時折起きて天気を確かめるも、星も見えないので、
AM4:30までたっぷり寝られました。





朝食を食べてる時は時折青空ものぞいていたのですが、
出発時には完全に曇りになりました。



山頂は昨日登ったし、後は下山するだけ。









AM8:20無事下山。
荷物を纏めて温泉へ。



峰温泉で友人と合流して、温泉をたっぷり堪能。



すぐ横の店で昼食も堪能。
雨が降り出す前に、友人と別れて帰路へ着きます。
渋滞回避で小浜まで高速に乗り、後は下道をツーリングしながら帰宅。

バイクで往復700km、山頂まで1500mピストン。さすがに疲れました。
白山は登って楽しいかと言われると微妙ですが、ロケーションはかなり良いので、
これからも毎年のように登ると思います。