登山靴ソール交換&買い替え・その1。

最初に買った登山靴は、日帰り用のAKU ラ・ストーリア。


次に買ったのは、縦走・残雪期用のザンバラン ペルモGT。



この内、ペルモのソールが要交換となりました。
2013年2月に購入し、2016年4月にソール交換。
ソール交換は、購入した石井スポーツにて。
依頼して数週間で完了。



手に取って見ると、ソールが元の物とは全く違う。



それもその筈。この靴は購入後にモデルチェンジをしています。
そのソールが付いて帰って来ました。
元々は結構ハイキング向けのソールでしたが、
新しいソールはクライミングゾーンのある、アルパイン系。
アルプスにも行くようになったし、ちょっと気になるからまぁ良いか。
違うソールになって帰って来るのは、よくある事らしいし。

ところが、それで済みませんでした。
履いてみると、・・・・キツイ。
何だか靴が小さく感じます。
よく見ると、爪先の形が変です。



分かり難いかな?



登山靴は横から見ると、爪先が丸くなっていますが、
帰って来た登山靴は、爪先が若干低くなっていて、むしろ尖っています。
(画像は現在の物ですが、交換当時はもっと酷かった。)
その為、靴の先の手前で指が当たってしまい、小さく感じるようです。
感覚としては、確実に1サイズは小さい。
ソールを接着する時に、中に木型を入れるのを忘れたかのような形です。

これはちょっとおかしいと、登山靴を持って石井スポーツに出向きます。
靴の担当者に説明すると、
「あ~、よくそう言って来る人いるんですよね~。気のせいです。」
と、現物も見もしないで、適当にあしらおうとするので、
ちょっとイラっと来て、担当者の接客が終わるのを待ちます。
現物を見せると納得したようで、修正をしてくれるとの事。

数週間後、何とか形は戻り、使えるようになりました。
ただ数回使っただけで、また爪先が尖って来ました。
変に接着したのを無理に形を押し出したので、すぐ戻ってしまうようです。
このままだと常に爪が当たってしまう。
仕方ないので、中厚手の靴下を薄手の物に替え、何とか騙し騙し使いました。



その後、日帰り用の登山靴もダメになって来たので、2016年2月に買い替え。



前のAKUが若干幅狭だったので、幅広で有名なシリオ。



P.F46と言うモデルで、AKUの物よりソールは硬め。

購入後、暫く履く機会が無く、春になって登ってみました。



良い感じのソールの硬さですが、形が変にターンインしてるので、
小指側はピッチリなのに、親指は上下左右に動く。
荷物の軽い日帰りなら問題ないけど、岩場は指先に力を入れ難いかも。
あと、紐を締め込むと途中で痛くなる。

でも概ね満足かな?と思っていたら、これまた問題が。
ソールのブロックが一つ無くなっています。
千切れたと言うより、剥離した感じに。
他にも何箇所も剥離しだしています。
たった一度の山行でこれは無いぞと思い、メーカーに相談。
現物をチェックしたいとの事なので、メーカーに郵送。
調べてもらった所、ビブラムソールの成型の際に、
熱の入れ方が足りなかった可能性があるとの事。
初期不良の為、無料でソール交換します!
・・・え、ソール交換?新品と交換じゃなくて?
正直すぐ前の縦走用の靴のソール交換ですったもんだがあったので、
ソール交換にはちょっと抵抗がある。
それに元々ソール交換はゴアテックスのライナーを痛める可能性がるので、
交換はやっても一度と決めていました。
その機会を、たった一度履いただけで使ってしまうとは・・・。
靴の寿命が半分になった気がします。



ちなみにソールを交換してもらって2年経ちますが、
その後はブロックが無くなったりはしていません。
ですがご覧のように、相変わらず何箇所も剥離しかかってます。
履き心地ももう一つだし、ソール交換はしちゃったし、信頼性は微妙なので、
ソールの寿命が来たら買い替えですね。