山登り・弥山~八経ヶ岳。

週末は山登り。
今回登ったのは、奈良県大峰山系の弥山~八経ヶ岳
昨年の5月に登ったのですが、その時は行者還トンネル西口から。
行者還トンネル西口からだと標高差は800mほどと、ちょっと物足りない。
それならと今回は天川から登る事にしました。
天川からだと標高差は1300m、コースタイムも倍になります。

AM6:00前、セローにザックを積んで出発。
途中のコンビニで買出しをして、天川役場に到着。
天川から登る場合は、ここに駐車するのが定番みたい。



AM8:40登頂開始。



暫くは植林された杉林の中を歩きます。



向こうに見えるのは山上ヶ岳でしょうか?
その内登りたい。



栃尾辻に到着。
7月の白山から2ヶ月ぶりなので、鈍ってて疲れます。





気持ちの良いブナの森を歩きます。
途中で弥山か八経ヶ岳へ向うルートに分かれますが、
ガスが出て来て展望が望めなさそうなので、八経ヶ岳は翌日に。
弥山方面に向かい、狼平避難小屋で休憩。



遅めの昼食を食べて出発。
ここからガス・小雨となりましたが、PM2:00無事弥山へ到着。
テント場はまだ誰もいないので、好きな場所に張れます。



テントを設営し、山荘でテント場受付と、水とビールを買い込みます。
ついでに弥山山頂へ。



やっぱり三角点が分からない。
写真を撮り終わってテント場へ戻ると、横に大人数のグループがテントを設営中。



(本人のヤマレコによると、17名だそう)
テントには奈○勤労者山岳会の文字が。
中々賑やかなグループで、まだ日中だし良いけど、何だか凄く嫌な予感・・・。



とりあえず買って来たビールで乾杯し、疲れたのでちょっと横になったり、
コーヒーを飲んだりして過ごします。



夕方になったので、夕食準備。



前回の白山で酷いカレーを作ったので、そのリベンジ。
と言っても、正規の作り方で。



米はアルファ米を戻した物で、ちょっとお湯が多くてお粥っぽくなったけど、
今回はちゃんとしたカレーに仕上がり美味。
堪能してコーヒーを飲んで、暫くしたら翌日に備えてシュラフに入ります。

で、隣のグループはと言うと、それはそれは賑やか。
山頂のテント場で宴会が始まりました。
まぁこっちも寝入るには早い時間だからと思っていましたが、
隣の宴会は2時間経っても3時間経っても収まる気配はありません。
大声で喋り、手を叩いて大笑いし、各テントを移動して喋り倒す。
PM9:00時の時点で収まる気配が無いので、さすがに注意しました。
それで数人は静かになったものの、
「じゃあ隣のテントで喋りましょ!」とか言い出す始末。
結局その後も煩く、また夜中に鍋をガシャガシャ動かすわで寝付けず、
ようやく明け方に少しウトウト出来た程度。
今までの山でのテント泊で、ダントツで最低の夜でした。

翌朝起きると、ガスが酷くて御来光は望めません。
朝食を食べ、夜中の雨で濡れたテントを拭いて撤収し、AM6:00出発。
まずは前日パスした八経ヶ岳へ。



前回は綺麗な御来光と雲海が見れましたが、今回はイマイチ。



ここから天川へ向けて下山して行きます。







順調に下山しますが、途中からかなり疲れが出て来ました。
テント装備とは言え、下山するだけなのにこれだけ足が動かないとは・・・。
そう言えば以前同じような事がありました。
それは関西から夜行バスで上高地に行き、涸沢を目指した時。
夜行バスで一睡も出来なかったもんだから、
足が動かず、平地の横尾までがしんどかった。
まさにそれと同じ感覚。
まぁつまり寝不足って事ですな。
とにかくゆっくり歩き、AM10:40無事下山。
セローにザックを積み、近くの温泉へ。
汗を流したら、のんびり帰宅。

が!セローにネットで積んでいた荷物を途中で落としたようです。
落としたのは登山用のシャツとインナーと靴下と、着替えたパンツとタオル。
さすがに何処に落としたのかも分からない物を探しに、天川までは戻れない・・・。
登山用の衣類はいつも使っていたものなので、すぐに買い換えないと・・・。

結果、大峰の山の風景は堪能しましたが、
星も御来光も雲海も見られず、横で遅くまで騒がれて眠れず、
大事な服を無くすと言う、散々な山行でした。