山登り・比良縦走。

週末は山登り。
今年初のテント泊縦走です。
場所はホームの比良山系。
テント泊なので、テント場は八雲ヶ原か金糞峠になるとして、
スタート時間や帰りの交通手段・温泉の有無などを考慮して、
初日は志賀駅スタート~びわ湖バレイのある打見山~北上して八雲ヶ原テント泊、
2日目は八雲ヶ原~武奈ヶ岳~北上して蛇谷ヶ峰~朽木でゴール、
と言うルートに決定。

始発のJRで出発。



志賀駅をAM6:30 スタート。



キタダカ道で打見山を目指します。



天狗杉の下で最初の休憩。
ちなみに今回はいつものテント泊縦走用の65Lザックではなく、
一泊なので荷物を減らして40Lザックです。



ゆっくり登り、クロトノハゲへ。
ここから木戸峠にトラバースすれば、打見山をスルー出来て楽なのですが、
登山道が崩落してるので、そのまま山頂へ。



すぐ横の蓬莱山が見えますが、今回はパス。



打見山山頂に到着。
この日はGW前のメンテナンスで、びわ湖バレイは休業中。
それでも工事の方の為にトイレと自販機は使えたので、お借りしました。
ここからスキー場を下って、縦走ルートへ。



遠く見えるのは、次の日行く予定の武奈ヶ岳



木戸峠~比良岳~烏谷山と進み、金糞峠へ。
ここまでに会った登山者は4人ほど。
金糞峠からは縦走ルートを外れて、沢伝いに八雲ヶ原へ。



PM1:00 この日のテント場、八雲ヶ原に到着。
早く出発したのでかなり早い到着でしたが、
この先はテント場が無い為、ここで初日は終了。





テントを設営し、まったりコーヒータイム。
この日の八雲ヶ原は、テント4張と少な目。
ですが、その内の2張のグループが、焚火をして結構遅くまで騒いでいました。
まったく、オートキャンプ場じゃないんだから・・・。
暗くなったら夕食を食べて就寝。
夕食の途中から朝方までは雨となりました。


翌日、AM3:40 起床。ちょっと寝過ごした。
朝食を食べ、サーモスにお湯を入れ、行動中の紅茶を作り、
テントは濡れたまま収納して出発。



八雲ヶ原から武奈ヶ岳へのルートは、
イブルキのコバルートかスキー場跡ルートの2つ。
イブルキのコバルートはヘッドライトを点けてだと危険なので、スキー場跡へ。
ですがこのルートは出発して一分で激登り!
全く体が起きてない状態なので、どうしても息が切れます。



林の間から目指す武奈ヶ岳が見えました。



予定よりもちょっと遅く、AM5:30 武奈ヶ岳山頂に到着。
こんな時間なので、山頂独り占め!
さほど寒くは無いのですが、風が結構ありました。



コーヒーを淹れてまったり。
かなり曇っていて、琵琶湖が見えませんね。
体が冷える前に出発。
ここから先は、初めて歩くルートです。





釣瓶岳~地蔵山と進みます。





それにしても全く人と出会いません。
武奈ヶ岳~金糞峠辺りは人が一杯なのに、
奥比良は人気が無いのでしょうか?
あまりに人がいなく、逆に熊が心配になって来たので、
時折ストックを打ち鳴らしてアピールしながら歩きます。







そしてAM9:40 蛇谷ヶ峰山頂に到着。
ここの山頂も独り占め!



曇りだった天気も、青空が見えて来ました。
遥か向こうには、早朝登った武奈ヶ岳

山頂独り占めだし、天気が良くて風がかなり強いので、
休憩がてらに、濡れたままのテントのフライシートを引っ張り出して、
強風で水分を飛ばしておきました。

ここからはゆっくり下山。



ずっと急な階段があったり、崩落寸前の木道があったり。



川沿いで最後の休憩をして、



AM11:30 くつき温泉てんくうでゴール。
温泉でしっかり汗を流し、送迎車で送ってもらい、バス・JRで帰宅。

今回は荷物を減らして小さめのザックでのテント泊にチャレンジしてみましたが、
結果として充分こなせました。
ですが、雨の後のテント収納や、
もう少し寒い時期にフリースなどを持って行った場合、
さすがに40Lでは厳しいものがあります。

また、前回痛めた右膝裏ですが、毎日ストレッチをし、
登山中も伸ばし、何よりゆっくり歩いて痛めないように勤めました。
その結果、2日目はサポーターをしなかったにも関わらず、
最後まで膝の痛みは出ませんでした。
意識せずともゆっくり息を切らさず歩けたので、中々良い山行でした。

全工程30kmほどかな?
バスの時間が早ければ、権現山スタートで比良全山縦走も可能ですが、
それだとスタートが遅くなるし、
バイクだと駐車場や、ゴールした後にバイクまで戻る方法など、
鯖街道交通機関は中々難しいものがあります。