立山登山・その1。

盆休みは登山に行って来ました。
今回登ったのは、立山
北アルプス北部の、雄山・大汝山・富士ノ折立からなる三山の総称です。

8月11日。
仕事を終えて新大阪からサンダーバード北陸新幹線で新高岡へ。
友人親子と合流して、立山駅の駐車場で車中泊
早朝から起き出し、出発。



人でごった返す立山駅。
ここからまずケーブルカーへ。



更にバスで小一時間走り、立山麓の室堂着。



まずは雷鳥沢野営場へ向かいます。



雷鳥沢へは結構アップダウンがあり、地味に疲れます。



野営場が見えて来ました。
日本有数の規模を誇る野営場なので、
既にかなりの数のテントが設営されています。



私達もテント設営完了。
ここで作戦会議。

当初私の予定だと、
12日はテント設営をして奥大日ヶ岳へ。
13日は立山三山から別山を縦走。
14日は剱沢小屋まで行って剱岳を見学。
15日早朝テントを撤収し、黒部ダム観光をして長野駅から夜行バスで大阪へ。
と言う物でした。

ですが天気予報が悪く、天気がマシなのは到着した12日のみ。
協議の結果、メインの立山三山を前倒してこの日に登る事に。
すぐに出発。一旦室堂へ戻ります。
ここから雄山へ登って行きます。



まだがっつり雪渓が残っています。
暫くは整備された道を歩き、一ノ越へ。



ここからは北アルプスの絶景が見渡せます。



ここで休憩して息を整え、急登りへアタック。



ペースを考えて、友人親子とは一旦別れます。
見ての通りのガレガレ。
そしてスタートが遅かったおかげで、下山する人と鉢合わせでペースが乱れます。



かなり登って来ました。



雄山頂上までもうひと踏ん張り。



そして雄山頂上に到着。
友人を待つ間に、雄山神社への参拝を済ませます。



標高3003mの雄山頂上。
登山をしていなかった学生時代に富士山を登った事はありますが、
登山を趣味として始めて、初の3000m級の山です。
そしてここは富士山と先日登った白山とを合わせて、日本三霊山です。
図らずもそれらを達成出来ました。



神社で御祈祷をしてもらい、友人と合流。
本来ならば時間の関係でこのまま来た道を下山する予定でしたが、
ここから見える稜線をどうしても歩いてみたくなり、
友人親子とは別れて、一人で稜線歩きに出発。



雄山までは人でごった返していましたが、その先はほとんど人がいません。



2つ目の大汝山制覇。



このすぐ下に映画「春を背負って」の撮影場所になった大汝休憩所がありました。
3つ目の富士ノ折立は登るのが大変そうだし、
撮影してくれる人もいないのでパス。



真砂岳に向かう稜線歩き。
横に見えるのは雪渓ではなく、列記とした氷河です。



そこを反対から見ると、歩いて来た立山が一望出来ました。



しかし何と言う絶景。



真砂乗越を越えると、目指す別山が迫ります。
最後の急登りを越え、別山頂上に到着。



もう遅い時間と言う事もありますが、全く誰もいません。
そして、ここから見えるのが・・・・、




一般登山者が登る山の中で一番危険と言われる山で、
明治時代まで人が登る事を拒んで来た山です。
映画「劒岳 点の記」でも有名です。



早速記念撮影。
今回剱岳を間近で見ると言う事を大きな目的としていたので、
別山で完全貸切で堪能出来て最高でした。
すぐ先の北峰にも行き、たっぷり剱岳を堪能。
そろそろ下山しないと暗くなるので出発。



途中で剱沢のテント場が見えました。
別山乗越で休憩後、一気に下って行きます。



18時過ぎに無事下山。
念の為ポケットにヘッドライトを用意していましたが、使わずに済みました。
その後下山した友人親子と合流して、遅い夕食を食べてこの日は就寝。


続く。