山登り・武奈ヶ岳~比良縦走。

週末は山登りに行って来ました。
今回は山でのテント泊デビューです。
場所は行きなれた比良山系。
ここならテント適地も水場もルートもよく知っているので、万が一でも安心です。



荷物はこんな感じ。
これに昼食2回・朝食1回分のパンを追加します。

いつもなら始発で行く所ですが、今回はイン谷口までバスを使って楽をする為、
バスの時間に合わせてAM6:00出発。
JR~バスを乗り継いで、登山口のイン谷口へ。
いざスタートです!



うん。我ながらちょっと厳ついね。

大山口からいつもなら青ガレ方面に向かうのですが、
今回は真っ直ぐテント場のある八雲ヶ原に向かう為、ダケ道を登ります。



ダケ道はいつも下山の時に通るので、膝を痛めないように歩く為、
特に面白みの無いルートだと思っていましたが、登ると結構キツイです。
膝痛対策でCW-Xのタイツを履いているのですが、
僅か1時間余りで膝に不安が出て来たので、追加でサポーターを装着。



えっちらおっちら登って、北比良峠に到着。
少し休憩して出発。



今回のテント場、八雲ヶ原に到着。
いつもならテントがいくつも張ってあるのですが、この日は誰もいません。



それならと一番いい場所にテント設営。



昼食を食べて、散策へ出発。



サブザックに雨具とお茶と行動食だけ持っての軽装で、いざ武奈ヶ岳



うわぁ、武奈ヶ岳山頂は人だかりが出来ています。
レーニングとしてザックに石を入れたワンゲル部もいます。
微笑ましい反面、彼らは今日何処にテントを張るのだろうと、嫌な予感が・・・。



山頂からは、翌日向かう打見山・蓬莱山が見えています。



サクッと下山して八雲ヶ原へ戻ります。



コーヒーを飲みながら暫くまったりとしていると、ワンゲル部登場・・・。
・・・うん、まぁあの人数だとここに来るよねぇ・・・・。



そして彼らに囲まれる我がテント・・・。
そして、賑やか・・・。
まぁ山では仕方ないですから、気にせず夕食の準備。



夕食はマルタイ棒ラーメンと、セルフヒート式の海鮮ビビンバ。
今まで一度もアルファ米を食べた事が無いので、試しに買ってみました。
これはお湯を入れて作るタイプではなく、食材の部分に水を入れて、
別の所にある発熱剤に薬品をかけて化学反応で発熱させ、
その熱でアルファ米の具材を温めるようです。
アウトドア用品と言うよりも、防災用品ですかね?



説明書を見ながらやってみたら、凄い湯気が上がります。
20分ほどで完成。早速食べてみると、
・・・・・あんまり美味しくない・・・・。
何だか味も素っ気も無い、ボロボロの薄味チャーハンみたい。
あ、ごま油を入れるの忘れてた!
う~ん、入れたところで劇的には美味しくならないなぁ・・・。
最近のアルファ米は美味しいって聞いてたんだけどなぁ・・・。



口直しにマルタイラーメン。安定の美味しさ。



夕食が済んだら暫く散策しながらまったり。
暗くなる前にテントに入ります。



狭いながらも快適な我が家。



暗くなると、我が家はランタンのようでした。

翌日AM3:30に隣のワンゲル部が起きだして、昼間のように会話をしだし、
我が家の前を歩き回るから、気になってもう寝てられなくなり起床。
テントを干しながら朝食。
撤収を済ませ、AM4:50出発。
金糞峠まで沢伝いに歩きます。



途中には多くの橋が架かっていました。
金糞峠から更に沢伝いに大橋に向かいます。



途中で崩落している場所もいくつかありました。
大橋からは沢を離れ、斜面を登って行きます。



崩落して放置された水晶小屋。
元々一般利用は不可なので、
管理してた団体が責任を持って撤去して欲しいもんです。
更に登ると、景色が変わって来ました。



この先の南比良峠付近で比良縦走路と合流。
ここから南に向かって歩きます。
ここま前にも歩いた事のある道なので、新鮮味はありませんね。



ですが、途中の開けた所からは、絶景が見られました。
琵琶湖一面に掛かる雲海。
その向こうに見えるのは伊吹山でしょうか?
暫く休憩して出発。
ここからはいくつものピークと峠を登り降りして行きます。



ゴール直前の難所。びわ湖バレイスキー場です。
スキー場を歩いて登るのは、見えてるせいかかなり疲れます。
先を急ぐ余りにオーバーペースになりがちです。
額から汗をボトボト掻きながら歩き、



AM8:50、当初のゴール予定の打見山に到着。
24時間ぶりの人工物です。
レストラン等の施設はまだ営業時間外ですが、
とりあえずトイレで顔を洗って、自販機でコーヒーを購入。
AM4:00前に最後のコーヒーパックを飲んでから、
沢の水を煮沸して物しか飲んで無かったので、
味のある飲み物がありがたい。

さて、ここから更に進む体力はありますが、
小女郎峠からの下りはかなり急だった筈だし、
さすがに権現山まで行って駅に下るのは無理。
この後やりたい事もあったので、
ここで終了してサクッとロープウェイで下山します。



僅か5分で下りますが、駅までのバスの乗り継ぎが悪く50分待ちなので、
結局駅まで小1時間歩く事に。
汗だくになり、素直にバスを待てば良かったと思いつつも、駅到着で終了。
JRで帰宅後、シャワーを浴びて洗濯してテントを干して、買い物へ。

今回は初めてのテント泊での山登りでしたが、割と戸惑う事無くこなせました。
まぁ普段からキャンプをしてるので、山奥のキャンプ場と一緒ですね。

装備等で足りない物や改善した方が良い事も分かったので、
次はより良いテント泊が出来そうです。

さて、次は何処の山だろう?