山登り・六甲油コブシ~シェール槍。

レース観戦の翌日は山登りです。
予定では、篠山の初めて行く山でしたが、
当日の朝まで雨の天気で岩登りは危険と判断し、
電車で行けてルートも豊富な六甲に変更しました。
その中でも、登った事の無い油コブシを選択。

阪急~バスと乗り継いで、登山口のある六甲ケーブル下に到着。



六甲ケーブルは今、台風による崩壊の為、運休しています。
その横から、山登りスタート。
暫くアスファルトの道を歩き、本格的な山道へ。
と、ここでショックな事が。
トレッキングポールの先のゴムが無くなっています。
いつか無くしそうとは思っていましたが、まさか一度に両方無くすとは。
仕方なく、先の金具を出したまま歩きます。



暫く急登を進み、油コブシ到着。



油コブシからは尾根伝いに進み、最後の急登を登ってケーブル山上駅に到着。



ここでコーヒーと栄養補給。
六甲は山頂にトイレや自販機だけでなく、ホテルやレストランもあります。
便利と言えば便利ですが、登った達成感は少ないです。
神戸の街は、少しガスってて見え難かったです。



ここから道路横を暫く歩き、自然保護センターで情報を仕入れます。
舗装道路を歩いても面白くないので、自然歩道に向かいます。





アップダウンの少ないノースロードを歩き、
表六甲ドライブウェイの出口で昼食にします。
昼食を食べてる最中も、ひっきりなしにツーリングライダーが走って行きます。

昼食を終えると、急に曇って来ました。
歩き出してすぐしっかりとした雨となり、慌てて東屋に入ります。
他の方々と談笑しながらカッパを着込みます。
みなさん口では嘆いているものの、何だか楽しそう。
老若男女問わず、こんな感じになるのが良いですね。

ここから雨の中、穂高湖を目指します。



穂高湖の横を歩き、岩場の急登を登ります。



その先のシェール槍に到着。



狭い山頂で、強風と雨で結構怖いです。



景色は中々のもの。
シェール槍を慎重に降り、帰路に着きます。
真っ直ぐカスケードバレーを進むのも面白くないので、
一旦長峰山を目指します。



この道はかなり細い尾根道で、木で分かり難いのですが、両側は断崖です。
しかもかなりの急なアップダウン。
暫く歩き、長峰山頂に到着。



既に雨は上がっていたのですが、ここはシェール槍以上の強風でした。



神戸の街も見えました。
ここから急降を進み、アスファルトの道に出て山登り終了。

ですが、駅までのアスファルトのめちゃくちゃ急な下りには参りました。
散々歩いてこれは膝に来ますね。
表六甲はこれが多いので注意です。

人から見れば、雨の中で散々と思われるかもしれませんが、
今回は終始自分のペースをコントロール出来て、
7時間以上歩いても膝の痛みは出ませんでした。

これだけ歩けたのは、自信になります。

人も少なく変化に富んだルートで、中々楽しい山登りでした。