曽爾高原ハイキング。

土曜日は、曽爾高原に行って来ました。
曽爾高原は、関西では有名なすすきのスポットです。
山の上まですすきで覆われていて、上まで登れるのです。
毎年秋に行っていますが、いつもレザーでブーツの為、
今まで一度も登った事がありません。
この所、ハイキングに興味を持ち出したので、
今年は登ってみる事にします。

AM6:00出発。
名阪で針まで行き、そこから一路曽爾高原へ。
到着すると、バイクの置ける駐車場に一番乗りでした。
準備をして、出発。



今回の目的地は、最低でも亀山峠。
出来れば二本ボソで、元気があれば倶留尊山まで。



まずは右手の亀山から登り始めます。
始めの内は、うっそうとした山道でしたが、すぐに開けた階段の道に。



ぜぇ~はぁ~言いながら、亀山登頂。



まだ朝早いので、寒いくらいなのでダウンを着ています。
ここから尾根伝いに、亀山峠に向かいます。



案外岩があったりで歩き難いのですが、無事亀山峠まで着きました。
息は切れましたが、体力的にはまだまだ大丈夫。
ここから更に登って、整備されてる一番上まで来ました。



すすきが綺麗ですね~。
ここからは、再び山道になります。
暫く登ると、小屋が見えて来ました。
二本ボソ手前の、料金所です。
この先は私有地の為、入山料が必要です。
まだ朝早く、人がいなかったので、入山料は後で払います。



無事に二本ボソ到着。
想像してたよりも、登山の山頂と言う雰囲気です。
向こうには、倶留尊山が見えています。



ここで休憩しながら、倶留尊山から来たと言う方とお話。
初心者の私でも登れるのかと聞くと、
まだ時間も早いし、ちゃんとした靴なので大丈夫との事。
それならと、体力に少し不安はありますが、
がんばって登ってみる事にします。

日本ボソから一旦下ります。



いきなり急坂で、所々ロープが張ってある道になりました。



少しフラットな所の先は、更に急な登り坂。



ロープはあれど、どこから登るの?と言う道も。



ですが、何だか面白い。
すすきの辺りは、先が見渡せるのでペースが上がり、しんどかったのですが、
この辺りは先があまり見えないし、道が細くてペースは上がらないので、
案外楽です。

二本ボソから30分程で、無事に倶留尊山(くろそやま)山頂に登頂。



倶留尊山は、日本三百名山の一つらしい。



早速記念写真を。
ここでベンチに座って、コーヒーとチョコレートで一服。



先ほど通って来た二本ボソの辺りが見えます。
そう言えば「ボソ」って何だろ?

休憩していると、何組かの登山者が登って来ました。



見てみると、みなさんしっかりとした登山の格好です。
私はと言うと、靴こそ登山靴ですが、
ユニクロのフリースに通勤リュックです。
ど素人丸出しで、危ないし、ちょっと恥ずかしい。

ゆっくり休憩したら、下山して行きます。
急坂の下山は、登りよりも怖かったです。
再び二本ボソまで来ました。

帰宅してからネットで調べていると、
この倶留尊山の入山料を、かなり叩いてる人を何人か見掛けました。
気に入らないとか、払わないで通過するとか、
500円をケチってるんじゃない、とか。
山のベテランだか知りませんが、いい大人が情けない。
他人様の山に入らせて頂くのに、なんと言う言い草でしょう。
私はもちろん「ありがとうございました。」と伝えて、
ちゃんと支払いましたよ。
大人ですから。

二本ボソからすすきの辺りまで戻ると、人が一杯です。
ここまで来ると、私と似たような格好の人も多く、少し安心します。
後は、亀山峠から下るだけ。



この下り、階段になっていますが、これが結構大変。
微妙な幅で、歩幅に合いません。
階段って、歩幅を限定されるので、案外疲れますね。



下のお亀池の横を通り、曽爾高原ハイキングは無事終了。
途中からダウンは脱いだのですが、背中は汗だくです。
バイクで少し下り、温泉お亀の湯へ。



実は倶留尊山まで行ったのは、
この温泉の開店時間に合わせる為もありました。

ヌルヌルの温泉で、汗を流します。
午前中から入る温泉は、最高ですな~。

休憩所で軽く昼食を採り、出発。
途中の山では、紅葉が見られます。



ついつい、何処から登るんだろう?と考えてしまいます。
夕方前に、無事帰宅。


今回はすすき鑑賞をメインに、何処まで山を登れるかを試しましたが、
最終的に山頂まで行けて、楽しいハイキングでした。
距離にして往復5km、2時間半かな?

とは言え、これはほんの初心者コース。
しかも、雑誌などでは、本当は曽爾高原の麓から歩くルート。
私は上までバイクで上がったので、実は半分の工程しか歩いていません。
体力的にも、技術的にも、まだまだ初心者レベルにも達してませんね。


とりあえず、帰りに大型スポーツ用品店で、
ちゃんとしたバックパックを物色したのは、言うまでもありません。