コーヒーミル探訪。
私はコーヒー好きですが、決して詳しい訳じゃありません。
一応ミルは持っていましたが、かなりの安物です。
買ったばかりでもまともに挽けないので、バラして修正した程度の物。
それでもそこそこ使っていました。
今年の夏に北海道に行き、富良野でドラマ「優しい時間」の舞台になった、
喫茶店「森の時計」に行きました。
そこでは自分でミルで豆を挽き、それを飲むことが出来ます。
そこで使われていたミルは、私が普段使っている物とは全然違い、
安定してスムーズに豆を挽く事が出来ました。
また、そこで初めて間近でちゃんとしたコーヒーの入れ方を見ました。
そのマスターの仕草に、見入ってしまいました。
帰宅して改めて自分のミルを見てみると、明らかに安物です。
軸はぶれてるし、歯の切れも悪い。
そこで、新たにコーヒーミルを買おうかと思い出しました。
コーヒーについてはほとんど知識が無いので、まずは調べて見ます。
ミルで検索すると、いろいろ出て来ます。
コーヒーに詳しい人になればなるほど、電動ミルを薦めています。
ですが、私は雰囲気を楽しみたいので、ハンドミルに拘って探します。
すると、出て来たのは4つのメーカー。
カリタ・ハリオ・プジョー・ザッセンハウス。
まず、カリタ。
いろんなタイプの見るを出している、国内メーカーです。
比較的安価で手に入ります。
続いて、ハリオ。
クラシックなタイプから最新の物まで出しているメーカー。
こちらも比較的安価です。
続いて、プジョー。
プジョーと言えば、車を思い浮かべる人が多いでしょう。
はい。そのプジョーです。
実はプジョーは、車よりも先に自転車やミルを作ってるんです。
こちらはかなりお高く、1万円を超えます。
最後に、ザッセンハウス。
このメーカーはキング・オブ・ハンドミルと言うべきメーカーで、
誰しもが薦めるドイツのメーカーです。
もちろん、かなり高価。
おまけに、数年前に一度経営破たんしており、復活したものの、
出回ってる数は限られるでしょう。
ミルの性能は値段に比例するので、
出来ればプジョーやザッセンハウスが欲しい所ですが、
資金的にカリタやハリオ辺りが現実的かな?
おそらく、森の時計のミルもカリタ辺りが多そうでしたし。
そう思いつつ探していると、お値打ち品を発見。
更に値段交渉して、購入しました。
購入したのは、こちら。
ザッセンハウス ラパス(旧169)
キング・オブ・ハンドミルの中でも、一番高価な物を手に入れました。
当初、買えるものならプジョーかザッセンハウスと考えていて、
両社の違いを調べていました。
まずプジョーは、歯がダブル螺旋構造になっており、軽い力で挽けます。
その反面、挽くのに時間が掛かるし、挽いてる醍醐味が薄いそう。
それに対してザッセンハウスは、ステンレスの歯でザクザク切って行く構造で、
挽くのが速く、挽いてる感が強いそうです。
反面、挽くのに少し力がいるそう。
以上の事から、プジョーは女性向き、ザッセンハウスはこだわりの男性向き、
カリタ・ハリオは初心者向きかと思われます。
プジョーとザッセンハウスは、メーカーの特徴が出ており、
どちらも甲乙付け難いのですが、今回はザッセンハウスにしました。
これは挽き心地に拘りたいのと、トップメーカーを使ってみたかったから。
私が購入したザッセンハウス ラパスは、
もちろんステンレスの鋭い歯を持っています。
今まで使っていたミルと比べると、かなり大きいですね。
その分、安定して挽けるでしょう。
それ以前に、品物としての完成度が違います。
回してみた感じは、かなりスムーズで、今までのとはまったく違います。
今までのは蓋が無く、挽いてると豆が飛び散っていましたが、
ザッセンハウスのラパスは蓋があるので、飛び散りも心配ありません。
手入れをすれば一生物なので、大事にかつ、どんどん使って行きたいです。
これからコーヒーについて勉強して、
自分好みのコーヒーを入れれるようになりたいですね。