FZ1・EXUPキャンセラー。
FZ1には、ヤマハ伝統のEXUPと言うものが付いています。
これはエキゾーストパイプの中にあるバルブを、低回転時は閉じてトルクを出し、
高回転時には開けて、伸びのある加速を可能にするものです。(だったかな?)
このEXUP、FZ1に関しては非常に評判が悪く、
ほとんど動かないので意味の無い装置となっています。
また、社外品のスリップオンマフラーに交換すると、EXUPごと外してしまう事になります。
その場合、大抵ワイヤー類も外し、モーターのみ残す形になります。
必要の無いモーターを残す理由は、モーターを外すとメーターにアラート表示が出る為です。
で、このアラート表示を出ないようにするのが、EXUPキャンセラーです。
外国のメーカーには専用品が市販されていますが、小さいくせにお高い!
誰か作ってくれないかな~と思っていたら、mixiのFZ1仲間が作ってくれました!
少し前にそれを頂いたのですが、取り付けに時間が掛かるため、作業が延び延びになっていました。
長い正月休みだったので、ようやく取り付け作業が出来ました。
まずシートを外し、バッテリーも外します。
良い機会なので、作業の間バッテリーは充電へ。
配線類をかき分け、バッテリー横のEXUPモーターを外します。
実は既にその横に警報機を放り込んでいたので、外すのに苦労しました。
外したEXUPモーター。でっかいですね。
外すと大きなスペースが出来ます。
ここを小物入れに利用しようという魂胆です。
画像にある配線と黒い箱が、作ってもらったEXUPキャンセラーです。
まず、このままでは小物入れにならないので、カバーを作ります。
100均で適当な網のカゴを買ってきて、曲げながら押し込みます。
形を合わせてカット、タイラップ留め。
ここれで小物入れとして使えます。
次にタンクを上げ、EXUPキャンセラーをしっかり留め、ビニールテープ巻き。
出来上がったスペースに、外した警報機をタイラップ留め。
その奥にEXUPキャンセラーもタイラップ留め。
ちょっと解り難い画像ですが、警報機の横にまだスペースがあります。
今の所空けていますが、何を入れようかな?
ETC等を入れられると便利なんですが、熱が心配なのでやっぱり車載工具かな?
最後にバッテリーを戻して、作業終了。
昨日はここまでの作業で日が暮れたので、今日試走に行ってきました。
本来キーをONにしただけで巧く行ったか解るのですが、私のFZ1にはFCEが付いています。
このFCE、寒い時期はエンジンが温まらないとアラート表示が出ます。
これをまず消す為には、そこそこ走らないといけません。
目指すは、未だ行った事の無かったRSタイチ京都店。
ナビをセットし、R1でまっすぐです。
途中でエンジンを切り、再始動。
アラート表示は出ません。バッチリです!
作ってくれたみぷ~さん、ありがとうございました!
EXUPモーターを外したいと考えてる方、
こんな方法もありますよ~。