南アルプス縦走・その4。
8月14日。南アルプス縦走の4日目。
夜中にテントから顔を出すと、星が見えています。
お、案外撮れるもんだな。
AM4:00起床。
この日はテントを設営したまま、雨具と水分と行動食等の軽装備で、
甲斐駒ケ岳をピストンすると言う、今回で一番緩い日程です。
AM5:00ヘッドライトが必要なくなってから出発。
ガレ場を登ってる間に日が高くなって来ました。
ここから急登。
翌日登る予定の仙丈ケ岳が綺麗に見えています。
鳳凰三山の向こうに富士山。
駒津峰に到着。ここで休憩。
目の前には、目指す甲斐駒ケ岳。
真っ白な花崗岩の山。
少し岩場を越え、甲斐駒へ取り付きます。
上級者向けの直登ルートと、安全な巻き道。
もちろん巻き道で。
向こうに見えているのは、もう一つのピーク、摩利支天。
山頂手前でガスが出て来ました。これは間に合いそうも無い。
甲斐駒ケ岳山頂に到着。
鋸岳方面は青空が見えていますが、
反対方向は真っ白。
富士山や北岳の展望を期待していたので残念ですが、
登ってる最中にはずっと見えていたので、まあ良しとします。
暫く休憩して、下山して行きます。
ちょっとだけガスが晴れた。
先ほど見た摩利支天に寄ってみます。
何やら祭ってありました。
ここもガスで展望は効かないので、下山して行きます。
崩れた花崗岩は滑りやすいので、荒れた天気だと危ないかも。
駒津峰まで戻り、ここからは来た道とは別のルートへ。
見えている双児山を越えて、北沢峠に出ます。
疲れているし翌日もまだあるので、ゆっくりゆっくり下山。
北沢峠到着。
向こうのロッジでのリッチな昼食にも心惹かれましたが、
節約の為にテントに戻って昼食とします。
ですが、テントに戻ると同時に豪雨。
前室でお湯を沸かせられれば昼食も準備出来るのに、
それが無理なほどの豪雨。
テントの周りは川のようになり、浸水寸前です。
小一時間ほどで雨は止み、ようやく昼食です。
晴れて来たので、濡れてるものを干しながらまったり。
アルファ米に飽き飽きしてたので、夕食はラーメン。
スープを持ってるのを忘れたので、
みそ汁の素と松茸吸い物の素と乾燥わかめを入れ、
何となく味付け出来たので、ラーメンを堪能。
4本入り100円のラーメンでも、ここでは美味しかった。
最終日となる翌日の準備をして、早めに就寝。
翌日はバタバタします。
続く。