検証。

先週の山登りでの、最後の道迷い。
その件について、本日現場検証に行って来ました。
リトル比良から2日掛けて縦走しながら南下し、
権現山から琵琶湖側の霊仙山口・栗原に出るつもりが、
簡単な下山ルートで道をロストしてしまい、
登山地図にはルートが載っていない途中への林道に出てしまいました。
それを検証します。

セローにザックを積んで、本来下山するつもりだった霊仙山口へ。



ここから権現山目指して逆に登り、どうして間違えたのか確かめます。
検証するにあたり、今回はスマホに登山地図アプリをいくつか入れています。
本来は紙地図派なのですが、今回は特別に。



登りながらアプリで位置確認。
現在地を特定出来ないとか、琵琶湖の対岸にいるとか、
地図の有効範囲外にいる事になったりとかで、ほとんど使い物にならない・・・・。



とりあえず一週間ぶりの権現山到着。
熱いコーヒーをと思ってたのに、ガスとバーナー忘れた・・・orz



サンドウィッチだけかじって、すぐに下山開始。
本番はこれから。
山頂で山と高原地図アプリを起動させたら、ようやく補足してくれた。



急な下りが落ち着くと、大きな林道に出て、そのすぐ横を登山道が通っています。



で、間違えたポイントに到着。ズコノバンと言う場所。
凄い名前ですが、そこを示す標識はありません。
ここからそのまま左の林道を下るのが正規ルート
ですがここを右に行ってしまった。



なぜなら右にはルートを示すピンクのテープがベタベタと張ってあったから。

ここで状況を整理。



権現山から霊仙山口に向って下山して行き、ズコノバンへ。
その途中、林道と登山道が並走し出し、
作業林道を歩かないようにと言う事なのかと理解。
Aの地点で林の隙間から右手にピークを見掛け、霊仙山だろうと思い、
いつのまにかCの地点まで下山したと勘違い。
恐らく折立山かその先の小ピークかと。
そしてズコノバンで本来無いBへと向うピンクテープに進んでしまう。
ここをCの地点での右カーブと勘違い。
Bのルートに踏み後やテープが無ければおかしいと思ったのですが、
そこから暫く踏み後とテープが断続的に現れたのが厄介でした。
そして暫く彷徨った挙句、Dの地点で林道に出て、鯖街道の方に出ました。



また、ズコノバンから霊仙山へと向うルートは、
ピンクテープも無く、踏み後も薄く、見逃しました。



本来のルートの林道には、よく見れば黄色いテープが。
ここまではピンクだったんですよねぇ。
蓋を開ければ、そのまま林道を下りさえすれば20分で下山出来てました。

と言う訳で、テープに惑わされたのもありますが、
結局地図読みと観察眼が足らなかったと言う結末でした。

あんまり書きたくは無かったのですが、戒めの為にも。
でもこれでちゃんと「下山」して来れました。



本日のオチ。





キー抜くの忘れたまま登ってた・・・・・orz