2016北アルプス縦走・その2。

2016年8月12日。
北アルプス縦走の2日目。
AM2:30起床。
まだ真っ暗な中、テントから顔を出すと、満天の星空。
天の川もバッチリ見え、いくつもの流れ星も。
手持ちのデジカメでは撮れないのが残念。
手早く朝食を食べ、テントを撤収し、まだ寝てる人も多いので静かに出発。



この日の予定は、薬師峠テント場を出発して、北ノ俣岳を経由して黒部五郎岳へ。
そこから黒部五郎小屋を経て三俣蓮華岳へ登り、三俣蓮華テント場で一泊。
地図のオレンジのルートです。
かなりの距離があり、コースタイムも10時間25分と、未知の領域です。
その為、出発を早くし、体力や天候によっては、
黒部五郎テント場での一泊も視野に入れています。

薬師峠から反時計回りに稜線歩きに出発。



太郎平小屋をスルーし、太郎山山頂もスルーして進みます。
暫く歩き、とある小さなピークで御来光を待ちます。





素晴らしい夜明け。



これから進む道もモルゲンロートに染まって素晴らしい。



暫く絶景を楽しみながら歩き、北ノ俣岳に到着。



この先も最高の稜線歩き。







歩いて来た道が一望出来ます。



目指す黒部五郎岳が近づいて来ました。



そして日本百名山 黒部五郎岳に到着。



黒部五郎岳の大きな特徴でもある、巨大なカール。



下から見ると、こんな感じの大絶景。



巨大な岩も沢山ありました。



黒部五郎岳に別れを告げ、山荘に向かいます。



暫く樹林帯を歩き、黒部五郎小屋に到着。



静かな良い雰囲気。



ここで昼食に親子丼を頂きました。
長い距離を大荷物を背負って歩いて来たので、もの凄く美味しかった!

小屋で登山バッジを買い、給水をして出発。
まだまだ時間も体力もあるので、予定通り三俣蓮華岳に向かいます。



双六岳が絶景。



翌日の宿泊予定地、大本命の雲ノ平も見えています。



三俣蓮華の山頂へ向かって。



そして三俣蓮華岳山頂に無事到着。



槍ヶ岳もバッチリ。いつか登りたい。



山頂からはこの日のテント場である三俣蓮華小屋と、
翌日登る鷲羽岳がバッチリ見えています。
結構時間も経ったので、テント場へ向けて下山して行きます。



三俣蓮華のテント場に着くと、大混雑しています。
それもその筈、ここは新穂高槍ヶ岳からと読売新道・裏銀座の途中にあり、
更に雲ノ平方面と黒部五郎方面からの人も合流するので、混み合うのも頷けます。



それでも何とか場所を確保してテント設営完了。
この時点でPM2:00。
既に11時間ほど歩いて疲れていますが、行きたい所がある。
翌日はここから真っ直ぐ鷲羽岳に登る予定ですが、
それだと黒部川の源流には行けません。
ゆったり出来る雲ノ平から黒部川へ行くとなると、かなり時間が掛かりますが、
ここからなら往復1時間程で行って来れます。

と言う訳で、アタックザックに行動食とペットボトルと雨具だけ入れて出発。



30分ほど下って、黒部川源流の碑に到着。



これが黒部川源流。
このずっと下流黒部ダムがあります。
ここで頭を洗ってさっぱりしました。
テント場に戻り、夕食の準備。



前日同様の物。

この日はたっぷり12時間近く歩いたので、早めに就寝。


続く。