2016北アルプス縦走・その1。

盆休みは予てからの計画通り、北アルプス縦走をして来ました。
ちなみに縦走とは、いくつもの山々を繋いで歩く事。
今回登って来たのは、登山者の憧れの地、雲ノ平です。
北アルプスの最深部にあり、最後の秘境と呼ばれる地です。
一番近い登山口からでも2日掛かる所にあります。



今回はその雲ノ平をメインに据え、
登山口のある折立から、
雲ノ平の更に奥にある、
日本で一番人里から離れたと言われる高天原温泉にも行くつもりです。



日数は5泊6日。
その全てをテント泊で通す予定です。
当然荷物は膨大な量になり、
画像の他にも着替えや初日の食料や水が含まれます。
家を出る時点で荷物の重量は18kgあり、
これに食料や水を加えた初日の重量は21kg程になります。

2016年8月10日。
仕事終わりでサンダーバード北陸新幹線を乗り継ぎ、富山駅へ。



PM10:30、駅近くのホテルにチェックイン。
ほぼ仮眠程度でAM4:00起床。
準備を済ませ、AM5:30富山駅前から出る登山バスに乗り込みます。



バスの窓からは、剣岳のシルエットが。



有峰林道に入る手前から渋滞していて、結構時間が掛かりましたが、
無事折立に着き、AM8:00登頂開始。
この日の予定は、太郎平まで出て、少し行った薬師峠にあるテント場まで。
地図の黄色のコースです。



慰霊碑に参拝し、



アラレちゃんにご挨拶し、





グングン登って行きます。





最終日に登る予定の薬師岳が見えて来ました。



山荘のある太郎平に到着。
そのまま停まらずにテント場へ向かいます。



むぅ、やはり盆休みだけあって、午前中なのに既にテント場は賑わっています。



とりあえず何とか場所を確保してテント設営完了。
ここから薬師岳まで行く時間もありますが、
翌日の長い工程を考えて、今日はここまで。
先ほどスルーした山荘までの木道を散策しに行きます。








木道の途中で、遠くに槍ヶ岳の穂先がちょこっと見えていました。



テント場に戻るとテントは更に増えていて、150張以上はあったと思います。



早めに夕食。
アルファ米に乾燥海鮮サラダを入れて、ぞうすいの素で味をつけた物と、
フリーズドライの味噌汁。



テント場から雄大な山々を見ながら、翌日からの山行に思いを馳せ、
この日は早めに就寝。


続く。