山登り・リトル比良~武奈ヶ岳縦走。

日・月曜の連休で、おそらく今年最後になるテント泊登山に行って来ました。
場所はお馴染みの滋賀県琵琶湖西岸の比良山系。
本当は遠征をしたい所でしたが、既に高い山々は雪山となっているし、
月曜が雨予報だったので、いくつも下山ルートのある比良にしておきました。

今回のルートはこんな感じ。



近江高島駅を出発してリトル比良を縦走して比良に入り、八雲ヶ原でテント泊。
翌日は天気予報を見ながら、行けそうなら武奈ヶ岳に登ってイン谷口へ下山。
ルートが長過ぎて、登山地図がA4サイズに収まりません。
このルートは大部分が歩いた事のある登山道ですが、
そのルートを反対方向から歩きます。

早朝からJRで近江高島駅へ。
ここは比良山系の最寄の駅には珍しく、駅前にコンビニがあって便利です。
まずは道路沿いを歩いて、登山口のある音羽へ。
ここから登山スタート。



リトル比良と言えばこの灯篭。



それと白坂。



暫く登って最初のピーク、岳山に到着。



少し下って登り返し、オウム岩に到着。
曇っていますが、近江市街を一望出来ます。



鳥越峰出合から暫く歩き、岩阿沙利山に到着。
ここから一気に下って一旦林道に出て、また登り返します。



嘉嶺ヶ岳。



滝山。
地味なピークが続きます。



僅かに紅葉も残ってました。
寒風峠を通過し、ここから比良に入って行きます。



急登を進み、ヤケ山到着。おっちゃんのベスト邪魔。
少し下った所で昼食。
エネルギー補給をしたら、急登に挑みます。



ヤケオ山到着。
さすがにかなり疲れて来て、両足の太ももとふくらはぎが攣りそうです。



この先はちょっと危険か?
案外そうでもなかったです。



歯を食いしばって最後の急登を進んで、釈迦岳に到着。
もうギブアップ寸前で、両足が何度も攣りだしてます。
少し休憩したら出発。
ここから先は大きな起伏が無いので助かりました。
三角点の分からないカラ岳と次郎坊山を越え、
PM2:30、テント場のある八雲ヶ原に到着。



テント装備を背負って7時間。
かなり疲れました。
テントを張り、水を補給したらまったりコーヒータイム。



八雲ヶ原はススキで一杯でした。



夕方まで読書をして過ごし、寒くなって来たので夕食の準備。
いつものように棒ラーメンにサラミをぶっ込みました。
食後は暫くコーヒーを飲みながら読書をして、早めに就寝。

ですが近くのテント泊グループが遅くまで騒いでたせいで、
中々寝付けませんでした。
何かソロ登山者を「何が楽しいんだろうね?」とか言って批判してましたが、
大声で騒ぐグループ登山よりも、余程マシです。

翌日はAM4:30起床。
朝食を食べたらテントを撤収して、まだ真っ暗な内からヘッドライトを点けて出発。
天気予報では夕方からのようなので、午前中に下山すれば大丈夫そう。
スキー場跡を登って行きます。



かなりのガスが出ていて、ヘッドライトの光が反射して視界不良です。



1時間程で武奈ヶ岳山頂に到着。
ガスで完全にホワイトアウト状態の上に防風です。
風下でパンとコーヒーをお腹に入れましたが、
長時間の滞在は危険なので、すぐに下山開始。



下山ルートも見えません。
よく知っている山じゃなかったら危険な状態でした。
西南稜を下山して行き、ワサビ峠~中峠~金糞峠と進みます。



金糞峠からはちょっと綺麗な景色も。
青ガレを通過してイン谷口に到着。



下山すると晴れていると言う、登山あるあるです。
ここから暫く歩き、温泉のある比良とぴあへ。



2日分の汗を流してたっぷり温まり、比良駅まで送迎してもらって終了。

今回は最後のテント泊なのでガッツリ歩きたくて計画しましたが、
かなりキツかったです。
歩いた距離は25km程だと思いますが、体力・筋力不足ですね。
でも逆ルートで歩くのも新鮮でした。


ただ、次からは八雲ヶ原じゃなくて金糞峠でテントを張ろうかな・・・。