2015北アルプス・穂高登山~涸沢へ。

今年のSWは土曜が出勤なものの、珍しく4連休。
これは何処か行きたいと随分前から計画しており、
2年振りに有給を貰って、5日間ガッツリ登山に行って来ました。

今回行ったのは、北アルプス穂高岳
槍ヶ岳の南部に位置し、日本第3位の高峰・奥穂高岳もある山域。
漫画「岳」の舞台としても有名です。
今回はその麓の涸沢にテントを張り、
数日間ガッツリ3000m級の山々を登る予定です。

2015年9月19日。
この日の晩に大阪から出る高速バスに乗って、
北アルプスの入り口である上高地に行きます。
ですが、恐れていた自体が発生。
出発当日、朝から体調が悪く、夕方まで嘔吐を繰り返していました。
これはキャンセルも仕方ないかと思いましたが、
仕事終わりに出発ギリギリまで横になり、何とか体調が回復したので出発。

新大阪をPM11:09発のバスに乗ります。
バスは4列シートのスタンダードと、3列シートのグリーンがありましたが、
残念ながら4列シートのスタンダードしかチケットが取れず。
最終乗り場の京都を出発して車内が消灯されたのがAM0:30。
上高地に着くAM5:00過ぎまでに2ヶ所の休憩ポイントに停まるのですが、
その度に社内にアナウンスが流れて電気が点くし、
そもそもシートがほぼリクライニングしないので、まぁ寝られませんでした。

2015年9月20日。
AM5:00過ぎに上高地のバスターミナルに到着。
上高地はマイカー規制がある為、
バスやタクシー以外での車両では入る事が出来ません。
平湯や沢渡のバスが動き出す前なので、
結構空いてるのを期待していたのですが、



すでに多くの人でごった返しています。
トイレや登山届けを提出する所も大渋滞。
とにかく一刻も早く出発。



少し歩いて、THE上高地な風景の河童橋に到着。
前回来た時は雨で向かいの山も見えなかったのですが、
今回は綺麗に見えています。



1時間程歩き、明神に到着。
既に結構疲れています。
それもその筈。今回の荷物はテント装備に5日分の食料が入っています。
おまけに朝夕が冷え込む事も想定して、
防寒着とそれ相応のシュラフを入れています。
ザックの重量は、自宅を出発した時点で21kg。
そんな荷物背負うのは初めてです。
とにかくコースタイムや他の登山者のペースは気にせず、ゆっくり歩きます。



30分に一度休憩を入れながらゆっくりと。
天気が良いので、明神岳が綺麗に見えています。



他の登山者にガンガン抜かれながらも、徳沢に到着。
少し休憩して出発。



1時間程歩き、横尾に到着。
ここで槍ヶ岳方面に向かう道と穂高方面に向かう道に分かれます。
私は穂高方面なので、橋を渡ります。
ここからは本格的な登山道に入って行きます。



梓川が綺麗です。



屏風岩も凄い迫力。



1時間程歩き、本谷橋到着。
河原で少し休憩。
ここから登山道が登り始め、道も悪くなって行きます。



そして大渋滞に。
それでも横尾以降はほとんど人に抜かされる事無く、
むしろ人を抜く場面が多かった気がします。



途中でエネルギー補給におにぎりを頬張っていたら、
そこから目指す涸沢が見えました。



頑張って歩き、PM12:00前に涸沢到着。



涸沢ヒュッテには良い感じのテラスがあります。
テント場はその先。



おおう・・・・。凄い数のテント・・・。



とりあえず受付け前に場所を確保してテント設営。
下は土ではなく、完全に石です。
その中でも比較的フラットな所を探しますが、良い所はほぼ埋まっていました。
その後テント場の受付けに行きましたが、大行列でした。



無事受付けも済ませたので、穂高を見ながらコーヒータイム。
向かいの涸沢山荘の上にそびえるのが北穂高岳



正面に見えるのが前穂高岳で右に切れちゃってるのが奥穂高岳
ちなみにこの日の涸沢小屋は、布団1つで3人寝る程の大混雑だったそうです。



涸沢テント場を上から見るとこんな感じ。
凄い数のテントですが、この後更に増えました。



一帯何百張あった事か・・・。
夕方になり、暗くなる前に食事を取り、翌日からの登山に備えて就寝。





翌日に続く。