V-strom1000カスタム・トップ&サイドケース。

Vストローム1000のカスタムネタ。
今回はBOXです。
旅と言えば大きな荷物の入るバッグやBOXが必要です。
前回の北海道ツーリングでは、トップケースとキャンピングシートバッグの他に、
サイドバッグも装備していました。
柔らかいサイドバッグは荷物も入りやすくて中々良かったのですが、
連日の雨で浸水し、やはり硬質防水のBOXが欲しくなり、
それを付ける前提のアドベンチャー乗りになった次第です。

VストのBOXと言えば、純正3パニアセットがあります。



サイドはこれでいいのですが、トップケースは容量が35Lと少な過ぎて駄目です。
トップケースだけは社外品を付ける事にしました。
色々探した結果、FZ1でも使っていたGIVIにする事に。



選んだのは、TRK52NとB33MNKと言うBOX。
容量は52Lと33Lで、この2つを用途によって使い分けるつもりです。



TRK52Nの方はフルフェイスヘルメットが2つ入る大きさで、大容量です。
これらを選んだ理由の一つに、鍵の共通化があります。
純正サイドはバイクのキーを使用しますが、社外品はそうは行きません。
2つのトップケースそれぞれにキーがあると、何かと面倒です。



それを解決する為に、こんな物を購入しました。



GIVIのオプションで、SL103と言うキーセット。
これはトップ&サイドをGIVIで揃えた際に、キーを一つにまとめるパーツです。
同じキーとシリンダーが3セット入っています。
これを流用して、2つのトップケースのキーを共通化します。
キーを換える事には、キーの共通化の他にも理由があります。



上の黒いキーが元々TRK52Nに付いているキー。
SL103もこのタイプです。
下の赤いキーは、FZ1でも使っていた古いタイプのキー。
B33MNKは未だにこれが付いています。
実はこの赤いキーは、キーの切り欠きが大きく、しかもキー自体が薄く、
シリンダーの中で折れてしまう事例が、多数発生しています。
その点、黒いキーは厚みもあるディンプルキーなので、
まず折れる事はありません。
キーを赤から黒に換える事で、トラブル回避にもなります。

GIVIを選んだ理由にはキーの共通化が出来ると言うのもありますが、
他のメーカーでは一つのトップケースベースで、
2つのトップケースを取り付けて使い分ける事が出来ないと言う理由もあります。
更に、他のメーカーのベースは、
元々付いているキャリアに共締めするだけですが、
GIVIのVスト用はベースからシートレールに補強板が付いています。



これで大きめのBOXを載せても安心です。

取り付けはFZ1のようにシートカウルを外したりしないので、簡単簡単。



ちょっと締め難いネジがありましたが、無事取り付け完了。



ただ単にキャリアにプラのベースを載せてるだけかと思っていたら、
実は下にはかなりゴッツイ鉄のベースがあります。
これはかなり頑丈そうです。

一緒にサイドケースも取り付け。



サイドケースを取り付けるには、まずシート横のパーツを交換します。



ほとんど同じ物に見えますが、微妙に形が違い、何よりかなり肉厚。



取り付け完了!
微妙過ぎて取り替えてるのはオーナーしか分からないでしょう。



タンデムステップのホルダーに、固定用のパーツを取り付け。
これで完成。



小さい33Lのトップだけを付けると、こんな感じ。
日帰りツーではこれで充分です。





大容量の3BOXを付けると、こんな状態です。
52Lトップはかなり大きくて、山登りの足として使う時も便利そう。
サイドは容量が26Lと29Lですが、
硬質なので柔らかいサイドバッグほど荷物は入りません。
キャンプの時で、シュラフ・マット・着替え・雨具位です。
まぁこれで雨も安心だし、キーも2つで済むし、良い感じに纏まったと思います。


ただし、めっちゃ重いっす。