スズキファンライドフェスタ2014。

楽しかったGW九州ツーリングのネタもあるのですが、
それはまたゆっくりとUPする事にして、
まずは今日行って来た、スズキファンライドフェスタの記事を。

昨年も行きましたが、大阪の舞州での開催で、
比較的ストレートも長いので、合同試乗会としては中々気に入っています。

AM10:00からですが混雑が予想される為、AM9:00に現地到着。
ですが既に30人位は並んでいます。



まずは受付け。
ここで試乗券を2枚もらえます。
一度の試乗で2台まで乗れ、まだ乗りたい時には再度受付けと言うシステム。
で、私が最初に選んだのはもちろん・・・、



次期乗り換え候補筆頭マシン、V-strom1000ABS。

はい。今回はこれだけの為にやって来ました。



実は日本でこのマシンが試乗出来るのは、このファンライドが最初。
しかも大阪開催が一番早いのです。
ただし国内モデルの発表がまだなので、これは海外モデルなんですけどね。



では早速試乗と行きましょう。



今までにもモーターショーなどで跨った事はあるので、
今回跨った時の違和感はありません。
足付きはシート幅が絞ってある為、結構良い方だと思いますが、
176cm細身の身長でも爪先立ちで、FZ1よりは確実に足付きは悪いです。



エンジンを始動すると、ツイン特有のサウンドと振動。
スタートはあっさり滑らかです。
すぐに2速に上げると、ツイン特有の粘りが見えて来ます。
それでもエンストしそうな挙動はまったく無く、心地良い振動です。

まず最初の左コーナーで違和感を感じました。
と言うのも、想像よりもフロントがクイックに曲がり、接地感が希薄な感じ。
ただこれは2周する内に身体が補正したので、それ以降は感じませんでした。
ストレートで大きくアクセルを開けると、さすがに100馬力のリッターマシン。
FZ1のような回転が上がると引っ張られるような加速とは違い、
トルクのある、後ろから押されるような加速をします。



慣れたらコーナーをリーンアウト気味で曲がってみますが、
狙ったラインをしっかりトレース出来ています。
悪路を想定してスタンディングで乗ってみると、何とも安心感のあるポジション。
これはFZ1等には皆無の感覚です。
極低速で走っても安定しています。
スリッパークラッチを試す為、
高回転からラフにシフトダウンしてみても問題ありません。
ABSとトラクションコントロールとモード切替は感じ取る事が出来ませんでした。
スクリーンは一番立てた状態だと、
ほとんど身体に風を感じる事はありませんでした。



その後、隼などの他の車種には目もくれず、
午前中に5回、ひたすらV-strom1000のみの試乗を繰り返しました。

午前の部が終わり、午後にも一度1000を試乗してから、
試しに650に乗ってみます。
昨年はかなり好印象だったので、違いが楽しみです。
車体の大きさとしては、1000も650もほとんど変わりません。
ただ、ステップの位置が微妙に650の方が邪魔です。
走り出すと、さすがに若干非力に感じます。
2周走っている間も、1000の時のような高揚感を感じられませんでした。
かなり良いバイクである事は間違いないのですが、
1000のようなワクワク感が少なく、良い足に感じてしまいました。





最後にもう一度1000に乗って終了。

今回の試乗で、ますますV-strom1000ABSが乗り換え候補になりました。
試乗してネガな部分は感じられなかったし、
これに荷物をたくさん積んでのツーリングなんて、
想像しただけでワクワクして来ます。
今月中にも国内モデルの発表らしいので、今から楽しみにしています。



今日のビックリ。




キー長っ!!