山登り・高見山。

日曜は山登りに行って来ました。
今回はかねてからの計画通り、雪の高見山です。
丁度11日の土曜から直通バスの霧氷号が運行となったので、
それを利用して行ってみます。

霧氷号は近鉄榛原駅からAM8:15とAM9:15から出ているので、
それに合わせて逆算して、AM5:15に自宅を出発。
JR~近鉄と乗り継ぎましたが、巧く一本前の快速に乗れました。
ですがその為、予定よりかなり早く付き過ぎて、バスを1時間15分待ち。
それでもバスもAM8:00に早く出発してくれました。
どうやらバスは一本ではなく、人数に合わせて数本運行するみたいです。
霧氷号と言う名のバスはどんなのかと期待してましたが、
ただの路線バスでした。
路線バスなので、アナウンスも路線バスと一緒。
出てすぐの「出発します~。次は終点高見山登山口~。」には笑いました。



自宅を出発してから3時間20分掛かって、登山口に到着。
ヤマレコなどで調べてはいましたが、やっぱり雪が少ないようです。
登山口には雪の欠片も無し。

AM8:40スタート。
ゆっくり登って行きます。
今回は前回とは違う、高見山登山口から登り、
たかすみ温泉(下平野)に降ります。



小峠に到着。
ここら辺りで薄っすら雪が現れだしましたが、まだまだアイゼンは必要無し。
ここから急登を行くと、杉谷平野分岐に出ました。



ここまで来ると、雪も大分積もっていますが、アイゼンはまだまだ。
ここからも急登が続き、途中でアイゼンを装着。



今回は前回から用意してある、10本爪を履いて歩きます。
今回の為に用意したのでね。



暫く登ると、小さいながらもエビの尻尾が現れだしました。
エビの尻尾とは、雪混じりの強風が木や枝に吹き付けた際、
風上側に向かって雪がエビの尻尾のような形で付く現象です。



積雪はそれ程多くありません。
積もってる雪も、多くの登山者が歩いて解れていて、
注意して歩けば、アイゼンも必要ないくらいでした。



途中から雲も晴れて来て、絶景が拝めました。







暫く歩いて、高見山山頂に到着。



避難小屋が綺麗に見えてるので、やっぱり雪はかなり少なめですね。





記念撮影もしておきました。



快晴過ぎて、あまり寒そうに見えませんが、風が吹くとかなり寒いです。
かなり早いですが、避難小屋で昼食にしようと思ってた所、
あいにく団体さんで占拠されてて入る事も出来ず、そのまま下山する事に。







温泉に向かって下山して行くと、かなりの数の登山者が登って来ます。
どうやら私と同じバスやその後のバスの客みたい。
これは一番早いバスに乗って登って正解でした。

あっさりPM12:10に下山。
帰りのバスはPM3:00なので、とりあえず温泉で汗を流します。
遅い時間だと入場制限もある温泉ですが、まだ早いのでほぼ貸切でした。
温泉を出ても、帰りのバスの時間まではまだまだあります。
昼食を食べてないので、ラーメンを作って食べたい所ですが、
表に出ると寒いし、ロビーで作るのは不可能だしで、
とりあえず行動食を摘まんでお腹の足しにしました。
温泉のロビーでひたすら待って、バスに乗り込んで帰路へ。

帰りに梅田に寄って、古いSoftBankiPhoneを売り払おうとしたら、
査定終了まで何と2時間待ち。
仕方ないのでお願いして、梅田の街をザックを背負ってウロウロ。
2時間時間を潰して戻ると、何と料金がまだ未払い扱いの為、買取不可に。
マジでか!?何の為に2時間も梅田で時間を潰したのか・・・・。


とにかく今回は無駄な時間が多かった山行でした。
仕方ないとは言え、やっぱり電車とバスを乗り継いでだと、
時間もお金も掛かります。
結局、梅田の件も入れると、
山登り3時間半に対して、色々な待ち時間は5時間は越えてました。
おまけに、山頂で昼食も取らなかったので、
持って行った食材・ガス・防寒着・コーヒー・帽子・手袋など、
ほとんどの荷物を使わず仕舞いでした。

まぁ、小さいながらも樹氷やエビの尻尾は綺麗だったので、良しとします。

次はもっと雪の多い時を選んで行きたいですね。