スズキ試乗会。

先週末、大阪の舞洲で開催されたスズキの試乗会に行って来ました。



AM9:30受付開始に合わせて行くと、既に長蛇の列。
受付をして、乗りたいバイクの列に並びます。
HPではニューモデルが少しだけの試乗会のように書いてありましたが、
実際は多くのスズキ車を乗れるようで、ラッキーでした。
試乗車は人気モデルや新型は複数台あるようでした。

まず最初は、誰しも一度は憧れる、ハヤブサ1300です。



車体はやはり大柄ですが、跨ると案外コンパクト。
結構な前傾でハンドルも近く、ステップ幅は私のFZ1よりも狭いです。
動き出すと、やはり重量を感じます。
エンジンは強烈で、久し振りにトルクの太いバイクに乗りました。
ですがさすがに大き過ぎるし、私の今欲しいジャンルではありませんね。

続いては、GSX-R1000。



スズキのSSのフラッグシップです。
ハヤブサと比べると、更にコンパクトなポジション。
エンジンはさすがにハヤブサのようなトルク感はありませんね。
ブレーキングの時に膝の収まりがイマイチでした。

続いては、GSX-R600。



これについては、感想は無しです。
と言うのも、私の目の前を走っていたR1000のオジサンが、かなり初心者らしく、
まったく前に付いて行けずにトロトロ走るもんだから、
オカマを彫らないようにするので必死でした。
でも悪い印象は無いバイクでした。

午前中最後は、GSX-R750。



これはR600の車体に750ccのエンジンを積んだもの。
昔とはレースレギュレーションが変わった為、
今となっては750ccのSSを作っているメーカーはほとんどありません。
乗った感想は、良い感じですね。
R1000よりコンパクトですが、体の収まりが良い。
エンジンも1000ccのように使い切れないパワーではありません。
SSに慣れてないので、ハンドルの垂れを少し緩やかにしたら、
気軽に乗れるSSとして重宝しそうです。

午前中の試乗を終え、偶然友人夫婦と遭遇。
イベント会場を見て回ったら、午後からの試乗会へ。

午後一発目は、GSR750。



メーカーのこの試乗会イチオシモデルで、試乗車も5台ありました。
外から見た感じは、結構高級感があります。
エンジンはR750をデチューンして、ストリートファイターにしたもの。
ま、FZ1とかFZ8とかのジャンルです。
跨ってみると、かなりコンパクトなポジション。
ですが、ハンドルの角度は変だし、メーター周りの高級感は薄いです。
乗ってみると、あんまりパワーが無い感じです。
ハンドリングはまあまあですが、FZ1に慣れてるので、目新しさはありません。
FZ1に7万4千km以上乗っている私には、欲しいとは思えないバイクですね。

最後はVストローム650。



私的に今一番ホットなバイク。
これに乗る為にやって来たようなもの。
3月のモーターサイクルショーでは、BMWのGSのついでの試乗でしたが、
印象が思いのほか良かったので、改めて乗ってみます。
車体は650ccとは思えないほどのボリューム。
ホイルベースも長いし、重量もFZ1よりも15kg重いです。
ですが、リッタークラスの物よりはコンパクトでジャストフィット。
跨ると、そのまま何処かに旅に出たくなるような楽なポジション。
走り出すと、ツインの独特なフィーリングは薄く、静かに走ります。
パワーはさすがに650ccなので、あまりありませんが、必要十分でしょう。
ハンドリングもホイールベースは長いものの、ハンドルの切れ角は大きい為、
リーンアウト気味にスコンの寝かせてやると、気持ちよくクルクル曲がります。
やはり印象はかなり良いです。

試乗会を終えると、外の駐車場にVストロームが停まってました。





純正パニアを付けたモデルです。
左右で70リットル、トップケースも付けたら112リットルにもなります。
ちょっと純正は格好悪いので、アフターパーツメーカーの方が良いですね。



色はこのオレンジが良いかも?



これは前のモデルかな?
ちょっとオンロードよりのデザインだし、新車は無いでしょう。

試乗会を終えて、会場を一回り見て帰宅しました。


私的にはやっぱりVストローム650が好印象です。
他のモデルもいいのですが、今欲しいジャンルではないんですよね。
Vストロームももう少しオフ車寄りのデザインになると、更に好みになります。
ただこれは所有欲を満たしたり、人に見せびらかすバイクじゃないですね。
微妙なデザインですが、乗って楽しいバイクです。
荷物満載で北海道やキャンプに行ったら、楽しそうです。

これの排気量の大きいVストローム1000も近々出るかもしれないので、
それにも期待しています。