6本爪アイゼン購入。

先日、雪の六甲に山登りに行き、初めて4本爪のアイゼンを使いました。
大変重宝したのですが、既に4本爪の限界を知りました。
4本爪は土踏まずに取り付ける為、そこ以外に爪がありません。
その為、真っ直ぐ立ってるのは爪が効きますが、
つま先で歩いたり踵から着地すると、爪はまったく役に立ちません。
おまけに、土踏まずだけが高くなるので、
硬い路面を歩く時、一本下駄やハイヒールを履いてる状態になります。

早速、帰宅して色々ネットで検索。
詳しい人は口々に、よほどの理由が無い限り、4本爪はお勧めしない、との事。
靴を購入する時に4本爪を勧めて来たのは、
多分靴が6本爪に対応してなかったから。
ですが、既に4本爪に限界を感じたので、今後の為に思い切って購入します。

色々調べて、セールで安くなってた物を購入。





エキスパート・オブ・ジャパン リトルベアー卍セット。
詳しくないので知らないメーカーですが、
登山専門店でも売ってる、メイド・イン・ジャパンのちゃんとした物。
素材はクロームモリブデン鋼で、日本ではここしか取り入れていません。
サイズは168mm×110mmで505gと軽量です。



まずは靴に合わせて、幅を調節。
このアイゼンの良い所は、幅を調節出来る所です。
これで余程ソールの柔らかい靴以外は、ほとんどの靴で使えます。



取り付ける前に、靴紐を換えてみました。
真っ黒の靴で地味だったので、紐は赤でお洒落に?





で、取り付けてみました。
かなりしっかりしてて、この靴にも問題無く取り付け出来ました。
ソールもそこそこ硬いので、大丈夫でしょう。
ってか、アイゼンの紐まで赤いので、何だか派手な足回りに・・・。



では、手持ちの4本爪のアイゼンと6本爪のアイゼンを比べてみましょう。





面積にして、これだけの違いがあります。
6本爪は4本爪の4倍くらいの面積でしょうか?
当然、爪の有効範囲も全然違います。



爪自体も、4本爪よりも6本爪の方が、かなり長いです。
31mm長さがあるので、雪面にもガッツリ刺さってくれるでしょう。
予想通り、6本爪は面積が広いので、真っ直ぐ安定して立つ事が出来ます。
これなら雪道も安定して歩けそうです。

靴を一足しか持ってないのに、アイゼンを2つも所有してしまいました。
ただ、4本爪は正直、雪や凍結がある前提の所では、使えそうにありません。
雪や凍結の情報は無いけど、時期的に保険で4本爪を持って行き、
雪や凍結の情報がある時は、6本爪を携帯していく事になりそうです。
今後雪用に靴を購入しても、6本爪は使うでしょうから、
無駄な出費にはならないでしょう。

これから雪道が楽しくなりそうです。