トレッキングシューズ購入。

登山道具

トレッキングシューズを買いました。
理由は前の記事にもある通り、歩いててソールが剥がれたから。

今までは、昔のナイキ ＡＩＲ　ハイカーと言うシューズを履いていました。



一見、しっかりしたトレッキングシューズですが、
ソールがかなり柔らかい物です。
今となっては「ＡＩＲ」の文字が、
格好だけのエアーギターのエアーに見えて来ます。
で、どんな風になったかと言うと、



こんな感じに、ベロ～ンと。両足とも。
つま先は、ソールと本体を紐で縛ってあるので、辛うじて歩けました。
もちろん、修理不能なので、買い替えです。

先日の山登りの帰りに、梅田に寄ります。
向かったのは、石井スポーツ。
ここは登山専門店だし、十分な説明と微調整をしてくれるのを知ってました。
まず格好を見てもらって、選んでもらいます。
日帰りですが、軽ハイキング用ではなく、
そこそこ重量のある荷物に耐えれるシューズ。
足のサイズを測り、出してもらったのがこちら。



ＴＥＣＮＩＣＡ　トレックスピードＧＴＸ　　２万３９４０円。
早速履いてみますが、ナイキの物とは全然違い、かなりガッシリ硬いです。
ただ、土踏まずよりも先に、変なゆとりがあります。
ちょっと足に合ってない気がします。

次に出してもらったのが、これ。



ＡＫＵ　ラ・ストーリアＧＴＸ　　　２万１千円。
最初見た時は、ただの真っ黒のハイカットのスニーカーに見えました。
ですが、手に持つと、やはりかなりしっかりしています。
それでいて、軽い！
ＴＥＣＮＩＣＡが片足６５０ｇに対して、ＡＫＵは片足５４０ｇです。
登山には当然の、ゴアテックス採用。
このモデルは、レザーではなくナイロンを使用して、
軽量と履き心地にこだわった物だそうです。
履いてみると、確かに履き心地はかなり良い。
しかも、ＴＥＣＮＩＣＡにあった変なゆとりは無く、
全体をしっかりホールドしています。
正直、この真っ黒でトレッキングシューズに見えない外観は、
どうかと思いましたが、履き心地重視で、これに決めました。




ＴＥＣＮＩＣＡの物より、少しハイキング寄りのモデルかも。
どの道、今の私にはピッタリかと。
これで一泊の登山等は厳しいでしょうけど、
それが必要になるようだったら、もっとしっかりした物を買い足しましょう。
それにしても、シューズって高いです。
このクラスのシューズだと、相場が２万５千円くらいだそうです。
このＡＫＵ ラ・ストーリアＧＴＸも、元は３万円のモデルですから。
ちなみにＡＫＵは石井スポーツが輸入代理店の、イタリアのブランド。
映画「岳」で小栗旬が履いていたシューズのメーカーだそうです。
ただ、石井スポーツでしか売ってないので、
このモデルのネットでのインプレは皆無です。

シューズを決めたら、インソールを薦められました。



ＳＩＤＡＳ　ＣＵＳＨＩＯＮ　インソール　　　特価３，５００円。
実は、ＡＫＵのシューズにも、そこそこのインソールは、元々入っています。
何が違うのかと言うと、硬さ。
インソールと言えば、サイズの調整やクッション性のＵＰを考えますが、
この手のインソールは、体の歪みを補正する物。
では、取り替える程の効果はあるのかと聞くと、もちろんある。
ですが、体感出来るかは、人によってマチマチとの事。
試しに片足を入れ替えて、試してみます。
お。違いが分かるぞ。



元々入っていたのは、左のインソール。
こちらはサイドが柔らかいので、体重を掛けた時に、
土踏まずが潰れる感じがあります。
ですが、ＳＩＤＡＳの方は硬いサイドなので、
土踏まずをしっかり補正してくれています。
これは長距離歩いた時には、大きく違いが出そうです。
かなりお高いですが、これでも特価。
この先この靴で数百ｋｍ歩く事を考えて、妥協せず購入する事にします。
一緒に買ったのは、今買えばその場で合うサイズを選んでくれ、
サイズの微調整もやってくれるから。

これで終わりかと思ったら、これを薦められました。



４本足のアイゼン　　２，９４０円。
いやいやいや！アイゼン使うような雪山登山をする予定は無いですから！
と思ってましたが、大阪近郊の六甲や金剛でも、アイゼンは必要との事。
雪は積もらなくても、氷点下になり、凍結するそうです。
登山のベテランなら、それでも無くても大丈夫ですが、
歩き方の知らない初心者ほど、あった方が良いそうです。
確かにそう言われればそうかも・・・・。
冬も山登りを控えるつもりはないし、六甲・金剛には行くつもりだし。
値段を見ると、想像してたよりもお安い。ここから更に１０％オフ。
あれば良かったと後悔したり、後で買いに来るよりはと思い、これも購入。



その場で付け方を教わりました。
４本足なので、一番軽装備な物です。

もう終わり！
これ以上は無理！！

合計金額　２７，１４６円


ただの山登りの日だったのに、思わぬ出費となりました。
ただ、シューズは元々古い物なので、長持ちはしないと思ってました。
壊れた時点でまだ続けたいのなら、新しく買えば良いと考えてたので、
必要最低限な出費です。
ネットなどでは数千円から買えるような物もありますが、
山登りでは靴が一番重要なので、
実際に履いて、専門家に聞いた方がいいです。
もちろん値段は高いですが、ここは妥協しては駄目でしょう。
それ以外は、ちょっと贅沢品だったかな？

それにしても、私の人生でアイゼンを買う日が来るとは・・・・。



ま、これも転ばぬ先の杖ですな。


・・・杖？


・・・・・トレッキングポール買ってないや・・・・・・・・。




未だ見ぬボーナスは、底をつきそうです。