交換・交換。

先週末、FZ1のリヤタイヤを交換しました。
 
前回交換したのは、一年前の6月。
走行距離53564kmの時で、今回が66900kmくらいかな?
今回も13000km以上持った事になります。
その間、一度のサーキット走行と、北海道・GWのロングツーリングに、
長野・岡山などのお泊りツーリングをはじめ、いろいろな所に行きました。
 
さて、今回はいつもの店とは違う店での交換です。
これは、調べるとその店が一番安かったのと、
タイヤ専門店なので、一度そこで交換してみたかったから。
 
作業予約を事前に入れて、いざ交換へ。
到着したのは、友人たちもよく利用する、藤原タイヤ。
 

 
予約を入れていたので、すぐに作業開始。
小一時間ほどで終了。
 
今回のタイヤもいつも通り、ミシュラン パイロット・パワー2CT。
実はこのタイヤ、ある理由で激安でした。
その理由とは、このタイヤの製造年月日。
実はこのタイヤ、09年の最終週の製造なんです。
それを聞いてすぐ、ちょっとそれは無いやろ~、と思い詳しく聞くと、
どうやらこのタイヤは店での長期保管品では無く、
5日前にメーカーから送られてきたばかりとの事。
つまり、メーカーでの在庫品と言うことです。
メーカー曰く、未使用のタイヤなら5年間品質を保証するそうです。
まぁ、履きなれたメーカーがそう言うのなら、信じましょう。
それに、在庫品と言う事で、他で換えるよりも1万円以上安くしてもらいましたから。
 
交換作業後、タイヤの空気圧についてお話しを伺いました。
このPP2CTの場合、ハイグリップタイヤのように潰して乗るタイヤでは無いとの事。
 
私の場合、普段の公道では、F2.3/R2.5
荷物満載の高速ロングツーリングでは、F2.5/R2.7
サーキット走行では、F2.0/R2.1
 
くらいにしていました。
ですが、これだと空気圧が低過ぎて、タイヤが変形するらしいのです。
レース経験豊富なショップの方のお勧めは、PP2CTの場合、
 
ツーリングや2人乗りの場合、メーカー指定値のF2.5/R2.9 
スポーツ走行をする場合、F2.4/R2.6~2.7
サーキット走行の場合、F2.2~2.3/R2.4~2.5 
を基準に、タイヤと相談しながら、
 
だそうです。
こう見ると、私の空気圧は少し低いようですし、
公道の空気圧でサーキット走行が丁度良さそうです。
 
タイヤの空気圧については、いろんな方の意見があります。
思いっきり抜いた方が良いとか、メーカー指定値は絶対だとか。
雑誌などで、タイヤの銘柄も指定しないで、
空気圧を抜けと言うのは、乱暴な気がします。
ハイグリップタイヤとツーリングタイヤを、同じに考えてはいけないでしょう。
このお店の方はサーキットでタイヤのテストもされるとの事なので、
一理ある意見として、暫くそれにしたがってみようと思います。
 
 
さて、タイヤ交換を終えたら、そのまま別のバイク屋へ。
注文してあった、ドライブスプロケの交換です。
 
一年前、チェーンとスプロケを交換しました。
いろいろ考えて、フロント側のドライブスプロケを一丁小さくしました。
ですが、それ以降これによる弊害が出ていました。
それは、アクセルオンの時の、酷いドンツキです。
これは交換した時から友人に注意するよう言われてたのですが、
予想以上に酷いものでした。
気を抜いて走っていると、ショックでバランスを崩す程。
一年騙し騙し乗っていましたが、もう限界です。
 

 
ショップに純正サイズのスプロケを注文し、交換してもらいました。
一度小さいスプロケを付けたので、
チェーンのコマ数が足りないのではと心配しましたが、
どうやら大丈夫だったみたいです。
 
 
では、タイヤの皮むきとスプロケ交換のテストに行きましょう。
向かうは、いつものお山。
まずはタイヤをじっくり皮むきして行きます。
今回リヤの空気圧を、冷間2.7にしているので、慣れません。
暫く走って空気圧を測定すると、温間で3.0まで上がっていました。
気持ち抜こうと、温間で2.8まで落としてみました。
これで違和感は無くなったのですが、ちょっと落とし過ぎかもしれません。
次に乗る時には、きっちり冷間F2.4/R2.7に合わせておきましょう。
 

 
クネクネを走り、るり渓へ。
 

 
タイヤも少しずつ端まで使って行き、最終的に一番端までむき終わりました。
 
交換したスプロケの方はと言うと、これまでの乗り難さがウソのようです。
あれだけナーバスだったマシンが、まったりツーリングマシンになりました。
その分、アクセルオンの時の、路面を蹴飛ばすような加速感は薄れましたけど。
 
 
これでサーキット走行からツーリングまで、準備万端になりました。
 
この先、サーキットはもちろん、キャンプツーリングも控えてるので、
楽しく過ごせそうです。
 
 
 
ただ、4月にフロントタイヤを換えてから、すでに5000km走行。
徐々に偏磨耗が始まっています。
このペースだと、夏の終わりでフロントもまた交換かも・・・。