レーシングスーツ考察、独り言編。
ここ最近試着しまくったレーシングスーツについて、
私が感じた事を、長々と独り言。
私が試 着した中で、体に合い欲しいと思ったメーカーは４社。
ＨＹＯＤ・ＲＳ ＴＡＩＣＨＩ・ＫＵＳＨＩＴＡＮＩ・ＫＡＤＯＹＡ。
各社の使用インプレは出来ませんが、購入にあたっての選択基準等を。
まず、ＨＹＯＤ。
ここ最近サーキットでも良く見かける、私の一番好きなメーカー。
ラインナップも沢山あり、１５万７５００円～２８万３５００円まで。
ＨＹＯＤの特徴は、３３にも及ぶサイズラインナップやd3oの採用、
３Ｄフォルムと言った所。
値段が幅広いだけあって、それぞれのモデルにも違いがあります。
安いモデルと高いモデルでは、レザーの質が違います。
何処から違うのかはよく分かりませんが、おそらく２０万円あたりが境でしょう。
また、更にそれより安いモデルになると、
膝・腰・肩のシャーリングの入り方が変わってきます。
ＨＹＯＤでも一番安いモデルになると、シャーリングも最低限です。
また、袖口のニット採用も同様に。
ＨＹＯＤはメーカーの方針として、一切の値引きがありません。
ネットでもほぼ定価です。
唯一、直営店のＨＹＯＤ＋で年数回のセールがあるくらいです。
続いて、ＲＳタイチ。
長くレーシングスーツを作っているメーカーで、
ＨＹＯＤともいろいろ繋がりがあるとか。
レーシングスーツのラインも、ＨＹＯＤと似た所があります。
タイチのラインナップは、２１万円以上のＧＰ－ＭＡＸと、
１４万円以下のＧＰ－ＷＲＸ・ＧＰＸがあります。
ＧＰ－ＭＡＸはしなやかなレザーを使用していますが、
それ以下のモデルはレザーが固いです。
また、ＨＹＯＤと違い、ＧＰ－ＷＲＸ・ＧＰＸと安くなるにしたがって、
ラインも横に広くなります。
ＧＰ－ＭＡＸでは２７あったサイズも、ＧＰ－ＷＲＸでは９サイズしかありません。
タイチのレーシングスーツは、ＧＰＸを除き、
シャーリングや袖口ニットも安いＧＰ－ＷＲＸにも採用されています。
ＲＳタイチの店舗で購入する際には値引きはありませんが、
年に数回のセール時には、おまけとしてグローブやブーツが着いて来ます。
また、ネットで購入すると、ＨＹＯＤとは違い大きな値引きがあります。
ＨＹＯＤの入門モデルの値段で、タイチの上級モデルを買う事が出来ます。
続いて、クシタニ。
ここも長くレーシングスーツを作り続けているメーカー。
１着しか試着してないので、詳しいインプレは出来ません。
ラインナップは１５万７５００円（年末まで）から２６万円を超えるものまで様々。
昨年まであったブルーレーベルと言う海外生産モデルは廃止になり、
プロトコアレザーの採用を見送ってまで、プリントモデルを出してきました。
ラインは値段に寄って違いますが、安いモデルが横に広い事は無さそうです。
クシタニもＨＹＯＤと同じく、値段に寄ってシャーリングの有無に違いがあります。
肩までシャーリングが入ってるモデルは、２５万円以上のモデルだけです。
クシタニもＨＹＯＤと同じで値引きが期待出来ません。
ネットでも数％と言った所でしょう。
最後に、カドヤ。
ここは昔はレーシングスーツを作っていたメーカーですが、
暫く止めており、最近また作り出したようです。
ラインナップはシンプルに１種類・２色のみ。
特徴としては、他のメーカーがサーキットを前提としてるのに対し、
カドヤはストリートを前提にしてるように感じます。
他のメーカーがブーツインなのに対し（ブーツアウトモデルもありますが）
カドヤはブーツアウト、それも普通の革パンツのようです。
肘・膝・肩のパッドも、分厚いですが実は軟質パッド。
ですが、肩のシャーリングが前面まで来ていて動きやすかったり、
純正で胸にもパッドが入っていたりと、値段の割には豪華な装備です。
その値段は１３万６５００円で、他より一番安いくらい。
直営店では値引きは期待出来ませんが、
ネットなら２万円くらい値引きがあります。
カドヤ以外のＨＹＯＤ・タイチ・クシタニは、
それぞれサイズ・カラーのオーダーが出来ます。
カドヤも微妙に合わないサイズを、補正してもらえます。
各メーカーの特徴はこんな感じです。
私がいろいろ調べて感じたのは、値段帯が幾つかある事。
まず、６万円前後。
これはこの４社以外の安いメーカーで多くラインナップされている値段帯です。
次に、１５万円前後。
これは上の４社の入門モデルの値段。
最後に、２０万円以上。
これはカドヤを除いた３社の上級モデルの値段。
正直、私の懐具合では、２０万円以上の上級モデルは、非現実的です。
１５万円前後も、まだまだ資金が足りません。
６万円前後は何とか工面出来たのですが、ラインナップが微妙です。
さてさて、背伸びをするのか、
身の程をわきまえるのか。
近々方針を決めようかと考えています。
