レーシングスーツ考察、番外編。

先週末、南海部品に行ってきました。
用事はもちろん、レーシングスーツの試着。
皆さんに「ナンカイはどう?」と薦められたので、試しに試着してみます。
 
個人的には、ナンカイは始めから考えていません。
と言うのも、前職のFRP屋時代の社長が元A級ライダーだったのですが、
その人から散々「ナンカイのツナギ着てこけたら、死ぬ。」と脅されてたから。
ナンカイユーザーには、失礼で不愉快な話でしょうし、
今のナンカイのツナギはそんな事ないでしょう。
まあ、同様にRSタイチも避けてたのですが。
だって、前職はその社長と大喧嘩して辞めたのですが、
そのキライな社長が、タイチの開発ライダーだったんだもん・・・。
 
さて、ナンカイのレーシングスーツです。
ナンカイは他のメーカーと違い、LLもXLも両方あるそうで、
私の身長ではLLくらいだそう。
早速LLを試着。
 

 
・・・う~ん、駄目だこりゃ~。
まず、全体にかなり緩いです。
所謂レーシングスーツの、前かがみにならないと立ち難い、と言うのが皆無。
エスト・太腿・上腕・ふくらはぎ、すべてユルユルです。
かと言って1サイズ落とそうにも、股下はギリギリです。
ナンカイのレーシングスーツは、他に比べるとかなり軽いです。
牛革なのに軽いと言う事は、皮が薄いのかも。
正直、レーシングスーツとしては不安が残ります。
 
 
 
さて、今回が番外編と言う訳は、
今までのレーシングスーツを試着した感覚を忘れない内に、
今自分の持っているレーシングスーツを、改めて着てみました。
 
そして、着てすぐ、大きな驚きと悲しみが襲ってきました。
 

 
・・・・なんだこりゃ?
 
・・・・こんなので走ってたの?
 
始めにお断りしておきますが、私のレーシングスーツは、
2ピースのカンガルー革です。
このレーシングスーツ自体の出来が悪いと言う事ではなく、
只単に、レーシングスーツとしては、私の体型にまったく合ってないと言う事。
2ピースのツーリング用なので仕方ないのかもしれませんが、
全体的にかなりユルユルです。
胸・ウエスト・ヒップ・太腿・ふくらはぎ・上腕すべて。
と言うか、丈も大きい。袖も長い。
カンガルー革なので軽いし柔らかい為、解り難いのですが、
これが牛革だったら、ダルンダルンです。
動き易いのですが、今はその軽さ・柔らかさが不安です。
 
サーキットでの自分の写真に違和感があったのは、
まったくサイズの合ってないレーシングスーツのせいですね。
これはもう、レーシングスーツじゃなくて、只の革ジャン・革パン状態です。
 
これを購入した時は、確かにサーキットまでは考えていませんでした。
ツーリングオンリーで考えると、軽いし動きやすくて良いでしょう。
でも、ことサーキットとなると、これは駄目です。
もし転んだら、プロテクターがずれて、意味を成さなくなります。
正直、購入する時に店員はもうちょっとちゃんと説明して欲しかった・・・。
 
今まで、
出来たら1ピースが欲しいな~。
でももう持ってるし、贅沢だよな~。
と思ってましたが、今後もサーキットを走るのなら、
体に合ったレーシングスーツが必要不可欠だと感じました。
 
 
何とか、来シーズンまでには・・・。