レーシングスーツ考察、HYOD・KUSHITANI編。

まだまだ続きます、レーシングスーツ考察。
 
さて、先週末に浜松に行く事が出来なかったので、
HYOD・KUSHITANIの両店にも行けませんでした。
ですが、事前に関西で行ける所は行っておいたので、その時の記事を。
 
まずはHYOD。
前にもHYODのLサイズを着ましたが、
あれは比較的お手頃なNESTORと言うモデル。
お手頃と言っても、15万7500円しますが・・・。
で、今度はもっと高いGRATIAと言うモデルを着て見ます。
 

 
おお~う。良いじゃん良いじゃん~。
前回の記事の、岡崎で試着したのと比べると判り易いのですが、
腕・胸・ウエスト・太腿にまったく余分なシワがありません。
少し締め付けはあるのですが、すぐに慣れるレベルです。
感覚的には、TAICHIの最高級モデルと良く似た感じです。
体に合ったスーツとは、こう言うのを言うのでしょうね。
で、肝心のお値段ですが・・・・、
 
25万2千円也!
 
買えるか!ボケェ!!
 
続いてKUSHITANI。
行ったショップにはレーシングスーツが5着しかなく、
サイズが合うのが、一番高いモデルだけでした。
 

仕方なく(?)その一番高いモデルを試着。
イノベーションスーツ 25万2千円也。
右足を入れ、左足を入れ、膝カップの位置を合わせた時に、思わず唸りました。
 
おお~~う!何だ?このフィット感。
 
腰まで上げ、両肩を入れ、ジッパーを上げます。
うう~む。素晴らしい。
TAICHI・HYODも凄いと思ったのですが、
このKUSHITANIのスーツは別次元です。
お尻から腰・首筋までのラインが、吸い付いてるようです。
革自体はHYOD等より若干硬めですが、動き難さはありません。
使い込んで馴染んで行くのでしょう。
例えて言うなら、TAICHI・HYODがすぐに最高スペックを出せる、国内SS。
対して、KUSHITANIは5年10年乗って、
まだまだこれから本領発揮と言う、BMWのよう。
両方共に、素晴らしいスペックです。
KUSHITANIの取っ付き難い所と言えば、やはり渋過ぎるデザインでしょう。
KUSHITANI好きからすれば、Kマークはイカスデザインなのでしょうが。
そう言えば、KUSHITANIの特徴の一つに、
撥水効果のあるプロトコアレザーがありますが、
これは来年モデルからは採用されないそうです。
何でも、来年モデルからはグラフィックに力を入れるそうで、
このプロトコアレザーにはグラフィックが乗り難いそう。
となると、この渋過ぎるデザインも、一新されるのかも。
 
色々なメーカーのレーシングスーツを着て見ましたが、
TAICHI・HYOD・KUSHITANIの3社が際立って体に合っていたように感じます。
ただ一点、KUSHITANIの試着の時には、
脊髄・チェストパッドを着けていません。
この辺りが着けた際にどう変化するのかは、判りかねます。
 
もし新調するなら、この3社が良いなぁ~。