レーシングスーツ考察、アレンネス・BERiK編。

ここ最近、レーシングスーツを見て回るのがマイブームなのは、ご存知の通り。
今持ってるのはBERiKカンガルーの2ピースのXLです。
これはこれで、軽いし持ち運びに便利なので重宝してます。
ただ、ここ最近続けてサーキットに行く内に、不満も出て来ました。
それは、デザインとフィット感。
私がレーシングスーツを買う時、まさかサーキットに行くとは考えてませんでした。
革パンの代わりで、サーキットも可能ならお徳だな、程度でした。
その為、ストリートで目立たない真っ黒にしたんです。
ですが、これをサーキットに持って行くと、何か浮くんです。
よく人から「真っ黒のバイクで真っ黒のツナギが来たら、大抵あんた。」
と言われます。
おまけにヘルメットが白赤なので、アンバランスなんですよね。
2ピースだとフィット感もかなり緩めです。
ツーリングは快適なのですが、サーキットだともっとピッチリして欲しい。
背中にコブが無いのも、寂しいですしね。
そんなこんなで、いつか1ピースを買いたいな、と思ってる次第です。
 
前置きが長くなりました。
さて、先日改めてBOSCO MOTOに行って来ました。
今回の用件は、他のメーカーではLがジャストなんですが、
ここではXLしか着た事が無い。
Lだとどんな感じか知りたかったんです。
ショップに着き、早速アウトレットコーナーへ。
Lの1ピースを探す物の、中々ありません。
とりあえず、前にも着た牛革のXLを着て見ます。
丈は良い感じ。軽く前傾をしないと、鎖骨の部分が突っ張ります。
太腿の長さも幅も良い感じ。
ですが、ウエストがかなり大きい。
大体コブシ1個か1個半くらい余ってます。
それに、上腕部分も。
 
そうこうしてる内に、牛革のLを発見。
着て見ますが、・・・・・キツイ!
片足ずつ入れて膝の位置を決め、順序良く着ないと、着られません。
ようやく入ったものの、かなりの圧迫感。
おまけに、自分ではふくらはぎのファスナーが閉められません。
 
店員曰く「お!ピッタリですね。」
 
マジで~!?だって、身動き取れないっすよ!?
 
店員「動けないくらいが良いんです。1年も着たら馴染みます。」
 
1年どころか、1~2回で嫌になって売ってしまいそうなんすけど・・・。
 
とりあえずバイクに跨ってみます。
確かに、跨ると少しマシ。
ですが、膝から下が圧迫されて、うっ血しそうです。
店員はピッタリジャストと言いますが、私にはどうにもきつ過ぎるように感じます。
タイチのツナギの、体にまとわり着くような着心地とはまったく異質の、
ギュウギュウに締め付けられた感じです。
これでバイクを操作するのは、かなり困難です。
 
次はユーロサイズの牛革の50を試します。
これは日本サイズのLとXLの間くらいの設定。
でも、これは駄目です。
XLより小さい筈が、何故か大きい。
丈もそうですが、横にかなり大きく、ダルダルになります。
上半身なんて、革ジャンのような状態。
 
50は駄目なので、もう一度Lを薦められたので、
今度はカンガルーのLを着て見る事に。
これもやっぱりキツイのですが、気持ち牛革よりマシかな?
でも、ふくらはぎのファスナーは閉められませんでした。
 
ここまで着て来て、上半身はL・下半身はXLがベストと感じました。
XLのスリムサイズがあればピッタリですが、
アレンネス・BERiKにはスリムの設定はありません。
どうやら、私にはアレンネス・BERiKは体型に合って無いようです。
でも、アウトレットもあって、価格は魅力的なんですよね。
 
今後私がアレンネス・BERiKを着ていたら、妥協したと思って下さい。