夏はつとめて。

春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは
少し明りて紫だちたる雲の細くたなびきたる。
 
 
夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。蛍の多く飛び違ひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光て行くもをかし。雨など降るもをかし。
 
 
秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、
三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。
まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。
 
 
冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、
炭もて渡るも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
 
 
 
清少納言の「枕草子」の出だしです。
ここでは、春はあけぼのの頃が、夏は夜が、
秋は夕暮れが、冬は早朝が良いと詠まれています。
 
 
 
・・・で、何が言いたいのかって言うと・・・・。
 
 
 
 
いやいや!夏は早朝でしょう!
 
朝練しかり!モーニングバイトしかり!
 
 
まあ、夜も涼しくて良いのですが。
 
 
 
で、日曜日の早朝、軽く朝練にお山へGO! してきました。
AM4:30出発。
お山に上がり、いつものコースへ。
先週とまったく同じパターン。
 
路面を確かめつつ、タイヤを暖めながら、徐々にペースを上げます。
この日はフォームを考えながら走りました。
私は普段、お山では
「なんちゃってへタレハングオフ・永遠に膝擦り無しバージョン」
をしていますが、いろいろフォームを変えてみます。
頭をセンターからアウトへ残し気味にしたり、
体を自然にインに落とし、頭を低く構えてたり、
内足を更に内側下に落としてみたり。
 
でも、これをやっているとどうも巧く走れません。
何も考えないで気楽に乗ってる方が、安全で楽しいのかな?
 
この日はどうもしっくり来ないので、7往復ほどで切り上げ、コンビニへ。
まだバイクの姿はほとんど無く、一旦スルー。
他のお山を数箇所廻り、またコンビニへ帰ってきました。
 
お!ふじっこさん発見~。
この日はまだ外にベンチが用意されて無く、店の影でくっちゃべっていると、
ふじっこさんのブログ友のmiyukiさんと言う方がいらっしゃいました。
 

 
私のFZ1の向こうのCBR600RRです。
ご挨拶後、ふじっこさんと仲良く話をされていたのですが、実は初対面との事。
miyukiさんが来られてすぐ、旦那さんから「帰れメール」が。
もう下山するとの事なので、私とふじっこさんも着いて帰ります。
 
ふじっこさんがピュウ~ッと行っちゃったので着いて行ったのですが・・・・、
 
ペース速っ!多分流してるだけなのに!!
 
 
事故らないように適度に着いて行ったのですが、途中で待っていてくれました。
そこで「ズボンに挟んだタオルを、裾から出す」と言う大技を見せてもらいました。
なるほど。ブレーキング時にステップから足を外してたのは、
タオルが邪魔だったから?
 
miyukiさんも合流し、麓まで下りて、しばらく談笑。
ふじっこさんはこの後タイヤ交換に行かれるとの事。
私も誘われましたが、暑過ぎるので断固拒否!
miyukiさんのフロントも、ヤバそうでした。
 
ここまではさほど汗も掻かなかったのですが、ここから自宅までで、もう汗だく。
すぐにシャワーに直行です。
日が昇ると、もう出掛ける気力も無く、一日中ウチに篭ってました。
 
夕方にちょっと走ろうかとも思ったのですが、軽く整備をして終了。
どうやら夕方のお山の方は、時折雷雨だったようなので、出掛けなくて正解です。
 
 
 
 
やっぱり、夏は早朝ですな!