FZ1・事故の経緯、その4。
思わぬ長い記事になってしまった、事故の経緯ですが、
それも今回で終わりです。
書きたい事書いてたら、長くなっちゃいました。
すみません。
あと一回なんで、最後までお付き合い下さい。
保険会社2件と弁護士事務所を引っ下げて、いよいよ相手の保険会社と対決です。
こちらの弁護士事務所との打ち合わせが遅れており、未だ契約はしていません。
面倒な契約手続きをする前に、全部済ませてしまいましょう!
翌日の昼、相手の保険会社と、本格的な示談交渉を開始します。
そこでまず、相手から思わぬ申し出がありました。
「こちらの車の損害は無し。修理費はゼロで良いです。」
お?これは予想外です。
ですが、この時点で私の保険を使わなくて良い事が決定しました。
それと同時に、ゴネてる相手も判明しました。
「はは~ん。0対10にしたくないのは、保険会社か。」
だってそうでしょう?
自分の車の修理費をゼロにして、私のバイクの修理費を保険から支払うのに、
過失割合なんてもう関係ないでしょう?
ただ単に、保険会社が前例を作りたくない、修理費を支払いたくないのでしょう。
それなら、それなりの出方をしましょう。
私「そちらの修理費をゼロにすると言う事は了解しました。
そう言うお積りなら、こっちも頑なに過失ゼロを主張すると言うのも、考えても良いです。」
こっちがそう言ってるのに、保険会社がまたいらん一言を。
保「それは2対8と言う事ですか?・・・ウチとしましては、それはちょっとお引き受けしかねます・・・・・・。」
ははは。さすがにカチーンと来ましたね。
いよいよ奥の手の登場です。
私「は?2対8??何言うとんねん。こら全然解決せぇへんな。
え~っと、実はな、これ以上話してもアカンやろうから、今弁護士に相談してるから。
今日の晩にも打ち合わせするから。」
保「え!!!!!!!!!!!
・・・・・・・・・・・・そこまでですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
完全に言葉が止まりました。
私「しゃあないやろ。3対7には拘らないって言うくせに、全然具体的な数字出して来うへんやん。」
保「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
私「今やったら弁護士もまだ動いてないからな。穏便に済ませるなら、今日までやで。」
保「・・・・そ、それでしたら、こちらとしましても、2対8と言う事で検討を・・・。」
私「はあ~!?この期に及んで何言うとんねん!
最小過失割合の5対95くらい言われへんのんか!!」
保「それは無理です!それなら結構です。裁判でも何でも起こして下さい。」
私「おお!!やったろうやんけ!!弁護士費用は全部保険から出るねん!
やれる限りの事やったろうやん!事故相手にも覚悟しとけって言うとけや!!!」
もう一触即発です。
ですが、弁護士のくだりはかなり効いたでしょう。
完全に一瞬言葉が詰まりましたから。
あとは、この事を聞いて、相手がどう反応するか。
翌日の午前中、携帯にTELが入りました。
相手の保険会社からです。
第一声に
保「そちらの仰る5対95で、どうか収めて下さい。」
完全に折れましたね。
多分、事故の相手は裁判と聞いて相当焦ったんだと思います。
保険会社がいくら言っても、決めるのは事故の当事者ですから。
ですが、私としては、ほんの5%でも納得はいきません。
5%の過失もあったとは思ってませんから。
ですが、この5%を主張して、仕事を休んで打ち合わせして裁判を起こすより、
ここらで落とし所とする方が懸命でしょう。
こちらの保険は使わなくて済みますし、回収出来なかった修理費も7000円ほどです。
5対95でOKを出しました。
その場で修理費の振込先を伝えると、2~3日後の振込みと言ってましたが、
その日のうちに振込してありました。
ちょっと脅し過ぎたかな?
結局、解決までに半月ほど掛かりました。
結果としては、修理見積りのほぼ満額を勝ち取りましたが、
この件が原因で体調不良を起こし、ブログの更新をひと月ほど休止してしまいました。
やっぱり、どう転んでも事故ってのは双方痛手を負いますね。
これを読んだ皆さん、こんなちょっとした事故でも、こんな面倒な事になる事もあります。
安全運転で楽しいバイクライフを送って下さい。