FZ1・事故の経緯、その3。
弁護士に相談した翌日の午前中、携帯にTELが入りました。
相手の保険会社からです。
用件は、こちらのバイクの損害状況の確認報告でした。
ついでに、軽く示談交渉をしてみます。
もちろん、弁護士の件は奥の手なので、まだ話には出しません。
ですが、相変わらずの対応で、口では「3対7には拘らない」と言って来ます。
ですが、その先の具体的な数字は一切出して来ません。
完全にこっちが折れるのを待ってますね。
おまけに、相手の車の修理の見積りもまだ取ってないと。
「何しとんねん!!」
もうすぐ車検だから、その時に直しますとか言ってくる始末。
「勝手な事言うな!さっさと修理見積もりだすように言っておけ!!」
これは気を付けないと、関係無い所の傷まで言って来そうです。
タイヤも4本換えるとか言いそう。
でも、傷に関しては私と警察で、事故の現場で確認済みです。
いざとなったら、担当の警察も引っ張り出します。
相変らずな相手の保険会社とのやり取りの後、またTELが。
今度はこっちの保険会社から。
用件は、何と弁護士費用が出ないと!
私「は?どう言う事??あなたが出るって言ったやん。」
保「すみません!改めてお客様の契約内容を確認しましたところ、
弁護士への相談費用につきましては、保険から支払われます。
ですがその先の、お相手との交渉や万が一訴訟・裁判になった場合の弁護士費用につきましては、
お客様の負担となります。」
私「なんだよ!それ。じゃあ、弁護士使えないのと変わらないじゃん!」
保「申し訳ありません・・。」
私「え~~。どうしようかな・・・・。何か方法無い?」
保「例えばですが、お客様かご家族の方がお車を所有されてましたら、
そのお車の保険に、弁護士費用の特約が付いてる場合がございます。
私共の会社の保険以外の場合に限りますが・・・。」
私「ん?そう言えば、母が昨晩そんな事を言ってたような・・・。」
実は、保険で弁護士を使う事について、昨晩母と話していました。
母の名義の実家にある車が、弁護士特約の付いてる保険の筈だと。
急いで母にTELし、母の車の保険会社に確認してもらいます。
夕方になり、結果が出ました。
どうやら弁護士特約が付いてる保険だそう。
おまけに、家族なら契約した車以外の事故の場合でも、その特約が使えます。
しかも、こちらの特約は弁護士費用は、相談から最後の裁判まで出るそうです。
翌日、母の車の保険会社と連絡を取り、打ち合わせします。
まず、私が別の保険会社と契約しており、この事故の対応を一応任せている件。
使う弁護士は、先日話した弁護士にするという件を確認しました。
ですが、翌日になって、最初に話した弁護士は契約の問題で使えないと。
仕方ありません。改めて、別の弁護士を立てます。
車の保険会社から新しい弁護士事務所に連絡を取ってもらい、私の所にTELしてもらうようにします。
それと平行して、弁護士の委任状を送ってもらいます。
なぜか弁護士からのTELが遅れていて、先に委任状が届きました。
まず、それを見て唖然・・・・。
めっさメンドクサイやん・・・・・。
チラッとしか見ませんでしたが、何枚も契約書を書き、警察から事故証明をもらい、
実際に会って打ち合わせをし、場合に寄っては実況見分をするとの事が・・・・。
実際に裁判となると、証拠もこちらで提出しなければいけません。
解っていましたが、あまりに面倒臭い。
恐らく数日は会社を休む事にもなりそう。
これは、何としても裁判になる手前で終らせないといけません。
いや、弁護士との手続きが遅れてる、今の内に終らせるのがベスト。
とにかく、ようやくこっちの体勢が整いました。
バイクの保険会社・車の保険会社・2箇所目の弁護士事務所を引っ提げて、
いよいよ相手の保険会社との真っ向勝負です。
ここからは、時間との戦い。
スプリント勝負です。
続く。