乗り換え候補。
今年もロングツーリングを何度もこなし、
我がFZ1も走行距離が8万3千kmを超えました。
目標とする10万kmも手の届く所に迫り、
早くて来年末、遅くとも再来年春と言った所でしょう。
それ以降はバイクの状態と相談になりますが、
早めに乗換えを検討した方がいい気がしています。
昨年末位から、次期マシンを色々検討・試乗して来ました。
数年前なら、乗り換えはSS一択だったのですが、
キャンプや北海道に行くようになった今となっては、アドベンチャー系一択です。
その中で、色々試乗してみました。
ヤマハのXT1200Zスーパーテネレ。
これは好きなヤマハで楽しいマシンでしたが、大き過ぎる・重過ぎる・高過ぎる。
スズキのV-strom650。
これは身の丈にあった楽しいマシンで、現行なら使い勝手No.1です。
エンジンは楽しいのですが、私の欲しいアドベンチャーじゃありません。
BMWのR1200GS。
さすがアドベンチャーの王様ですが、大き過ぎるし高過ぎて買えません。
トライアンフのタイガー800。
楽しいバイクでしたが値段の割りに装備がイマイチで、故障も怖いメーカーです。
こんな感じで、V-strom650は中々良いけど、もう一つと言う感じでした。
もう一つと言うのは、見た目のデザインですね。
ちょっとオンロード寄り過ぎで、カウルの面積が大きいです。
そんな中、昨年発表されたバイクに注目していました。
それが、V-strom1000です。
今までもV-strom1000はありましたが、今回フルモデルチェンジになります。
昨年のモーターショーでは、ほぼ市販状態で参考出品されていましたが、
つい先日ついに正式発表されました。
全長 2285mm
全幅 865mm
全高 1410mm
ホイールベース 1555mm
装備重量 228kg
タンク容量 20L
今回の新型V-strom1000は、かなりの最新技術を搭載したマシンです。
ABS・トラクションコントロール・モード切替・ラジアルマウントキャリパーなど。
重量的には、他メーカーの1200クラスよりも20~30kgほど軽いようです。
装備重量で228kgと言ったら、国内FZ1より9kg重い程度です。
私が惚れたのは、この画像のサイドパニアです。
ホンダのような、フレームレス設計。
BMWのような、車体にめり込むような形。
これによって、右26L・左29Lの容量を確保しながらも、
幅はハンドル幅よりも狭くなっています。
純正のトップケースは少し小ぶりの35Lのようです。
いかつい顔してますね。
赤いクチバシが良い感じです。
メーターもかなり凝っていて、バッテリーの電圧や燃費も表示出来ます。
メーターの下には12Vの電源があるので、ナビなどに便利です。
スクリーンは上下にも動くし、傾きも変えられるようです。
既にオプションパーツも開発されていて、
フルパニアの他に、エンジンガードやツーリングスクリーン、
フォグランプもあるようです。
後は発表されてない馬力と価格ですね。
正直この手のマシンの馬力はたいした問題じゃありません。
噂では100馬力くらいあるそうですが。
価格は650と1200の間くらいに落ち着きそうなので、
120万円前後と言った所でしょうか?
これに国内モデルが出れば、更に値引きも期待出来ますね。
大き過ぎず、パニアの幅が狭いと言う、私には理想の形。
これは早く実車が見てみたいです。
東京モーターショーと大阪モーターサイクルショーで見れますかね?