トレッキングポール購入。

先日、山登り用にトレッキングポールを購入しました。
以前より雑誌やTVで、
トレッキングポールの有効性については知っていたのですが、
今まで山登りをした所、急坂では手がフリーの方が有利かと思い、
購入していませんでした。
ですが、雪山では滑って転倒防止にもなるし、
今年か来年には富士山登頂も考えているので、購入する事にしました。

トレッキングポールについては、当然まったく知りません。
トレッキングポール?ストック??杖???どれ????

購入に辺り色々調べて、欲しい条件を決めました。
1、アンチショック機能がある事。
2、出来るだけ軽量コンパクト収納である事。
3、ロングタイプのグリップである事。
4、信頼出来るメーカーである事。
5、買える価格である事。

当初、3千円くらいの安いのを買うつもりでしたが、
こと山登りの道具は安物買いになりがちなので、
ちゃんとした物を買う事にしました。
LEKIなどは高いので、色々調べて、
登山用品を多くラインナップしている、ブラックダイヤモンドにしました。



ブラックダイヤモンド トレイルショック。



トレイルショックには4種類があります。
トレイル、トレイルコンパクト、トレイルショック、トレイルショックコンパクトで、
ショックはアンチショック機能付きのモデル、
コンパクトは少し短いモデルです。



選んだのはトレイルショックなので、アンチショック機能(CTS)付き。


Control Shock Technology: Inner workings of Black Diamond trekking poles explained.

長さは140cmまで伸びます。
私が肘を直角に曲げて測ったところ、およそ120cmが適正でした。
コンパクトモデルになると、最長で125cmです。
一見コンパクトで大丈夫そうですが、下りなどでは長くする事もあり、
その際に5cm延長では短いかもしれないので、ロングモデルを買いました。
少しだけ、収納寸法が長く、重たくなるんですが。



シャフトは3段の延長式で、それぞれにメモリが表示されています。



このモデルはフリックロックアジャストシステムと言う固定方法です。
こんな感じにロックを解除して、延長して固定します。
多くのモデルには回して固定する機能が採用されていますが、
それだと時間が掛かったり、きちんと固定出来なかったりします。
このフリックロックなら、冬用グローブをはめたままでも簡単にロック出来ます。
また、例えば1段目を120cm・2段目を115cmにしたりすれば、
簡単にその間の118cmにする事が出来ます。



ロングタイプのグリップは、上り坂で短く持ちたい時に、
わざわざ短く固定し直さなくても、下の方を持てば良いので便利です。



他のモデル同様、先端にはカーバイドティップが付いていて、
凍った路面もしっかりグリップしてくれます。
通常はゴム製のカバーを付けてます。

早速、先日登った金剛山で使ってみました。

いや~、これ便利ですね。

トレッキングポールがあると、歩く時にリズムが出ます。
登り坂では力を掛けられるし、下り坂では転倒防止になります。
また、姿勢も矯正され、背筋を伸ばして歩けます。
特に疲れて来て背中が曲がって来た時に有効です。

長さですが、立った状態で測った時は120cmでしたが、
それだと上り坂では長かったです。
登りでは少し先に突く為、短めの110cmくらいが良い感じでした。
下りでは120cmにして、ポールの上部を掴む感じに握ってました。
これなら125cmのコンパクトでも大丈夫だったかもしれません。

ま、ロングもコンパクトも、値段も機能も一緒なので、良しとします。
この先どう感じるのか分かりませんからね。

トレッキングポール、便利ですよ。