前愛車 97XJR1200


古い携帯に残っていた、前のバイクの画像です。

97年式XJR1200。最高のバイクでした。

スタイル・ポジション・エンジン・使用用途すべてで、私にベストマッチでした。

購入して1年後、竜神の下りでハイサイド。ハンドルがタンクにめり込み、オイルクーラー・ステップ・

レバー・シリンダーヘッド破損。フロントフォーク・フレームにもわずかな損傷が。

直せる所は直しましたが、ショックで私のバイクに対する関心が薄らぎました。

それからは、ツーリングこそ行かないものの、普段の脚・釣り場への脚として、10年で55000km

程乗りました。

普段のメンテナンスは、大体していましたが、10年を期にオーバーホールを考えていました。

しかし、ショップで「10年乗った空冷は、エンジン開けたら戻せなくなるかも・・。」

と言われ、とりあえずキャブのみOHしてもらいました。

その際、エンジン内部を覗いてもらったのですが、だいぶガタが来てそうだったそうです。

OHで回転も安定し、一段と乗りやすくなりました。

しかし、1ヶ所良くなると他の悪い所が見えてきます。

クラッチ滑り・前後サスOH・フォークのガタ。決定的なのは、セルでした。

セルモーターは替えられるが、他の所だとエンジン全バラしないと・・。

XJRではよくなるそうです。しかし、全バラは出来ない。

仮に、全部直したら40万コースです。



動かなくなるまで乗ってあげるつもりでしたが、ここまでのようでした。

晩年、シックデザインのビキニカウル・フラットパフォーマンスのマフラーで着飾っていました。

XJRが壊れたら、バイクを降りよう。

そう思っていましたが、まだ乗り続けようと思わせてもくれました。



バイクの楽しさを教えてくれた XJR1200。

10年間、ありがとう。